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カテゴリ:碁
はやくも変則久しくまともな碁を打っていなかった。対人戦はおろか、PCとさえろくに打たず、ガラ携アプリなどとしか打たなかった。どこまで弱くなったか…。理由はただ単に面倒くさかっただけである。まともな碁というものは、それなりにエネルギーを消耗するものだ。そうこうしているうちに、Alpha碁などというものが出てきて、あっさり人間を超えてしまった。 いまやPCソフトでもアマ高段者なみであり、この天頂シリーズも、最新版どころか「2」でもすでに自分では勝てない。久しぶりに自らの矯正を兼ねて、天頂と打ってみることにした。 まずは黒番。白4のシマリは趣向か。ならばと空き隅に先行する。白6の高いワリウチも、天頂独特。黒7ツメに白8とはやくも変則。ヒラキを妨げて黒9で悪い気はしない。 白10—。またしても変則である。黒11は星下まで進めるものだったか。やはり久々の強敵を前に、硬くなっているようだ。白12の構えがいい。しかし慌てず騒がず、黒13と右辺で対抗しようとする。白14といきなり割ってきた。 ここで隅からツメるのは、部分的には上下からツメて好型でも、やはりケイマぐらいに打たれて天頂のペースにはまると見た。そこで逆に黒15とケイマし、上下の白をにらむ策を採用した。 白16は1路下の二間が普通だろう。黒17オサエとかわっては損。白18とすぐにオシ上げてきた。迷ったが、とりあえず二目の頭なので19とハネた。続く21の二段バネに白22とノビたとき、黒23は急所の一撃。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.02.19 14:11:14
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