素朴な疑問
ネットカフェのPCって、なんでいつも大音響なんだろう。最初からヘッドフォンが挿してあるところはいいが、そうでないところは、うっかり電源を入れたら、いきなり起動の轟音である。普通、ああいうところって、静かに過ごしたい人の方が多いと思うから、不思議でならない。そういう設定にしかできない理由って、何かあるのだろうか。起動時ミュートにしてもいいぐらいだと思うが…。最近はヘッドフォンが最初から挿してあるところが多くなったし、気の利いているところでは、音消し用のピン(線も何もついていない、ヘッドフォン挿入口を塞ぐだけの機能のもの)が挿してあったりして、これを見たときはなるほどと感動した。しかし、考えてみれば、音量を絞っておけばそんな面倒なものを用意する必要はないわけだ。やっぱり不思議である。ネトカといえば、夜なんか、必ず一人は携帯の着信音をMAXにしたまま寝入っているやつがいるのもなぜだろう?そういうやつに限って、必ず着信があり、そして絶対に起きない。あれだけの轟音の中で起きないとは、じつにうらやましい神経だ。中には、目覚ましアラームを設定して、しかもエンドレスで繰り返すというパターンもある。そんなに熟睡したいなら、ブースを開けて携帯をどこかに捨ててきてあげたくなるくらいだ。携帯といえば、シルバーシートでアプリに熱中するやつがいつでも必ず一人はいるのも不思議だ。命にかかわるというのに…。かく言う私も、最近では真面目に電源を切るのが馬鹿らしくなってしまい、取り出していじることこそしないものの、マナーモードのままポケットに入れっぱなしにしている。ひどいときには私以外全員がアプリに夢中ということもあるのだ。馬鹿らしくてやっていられない。ペースメーカー装着者を保護することは、電波を発するものを感知し、その発信源を破壊するような装置でも開発されない限り不可能であろう。マナーにうるさい人間みたいなことを言ってしまったが、自分もあまりマナー云々を言う資格はない。それにしても、目に余るマナーの悪さというものはあるものだ。