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カテゴリ:自由気ままに~おフランス♪
1214年に生まれました。 父のルイ8世死去にあたり、12歳で即位し、 母ブランシュ・ド・カスティーユ指導の下、 下々の民を愛する敬虔なキリスト教徒として育てられます。 やがてプロヴァンス伯の長女マルグリットと結婚し、 正式な国王となります。そして、 彼は一つの大いなる野望を抱くようになります。 それは、キリスト受難の際に被っていた血のついた 「茨の冠」を手に入れることでした。 当時それを所有していたのは コンスタンティノープルのボードゥアン2世でした。 ルイ9世は、約2年かけて交渉した結果、 ようやく手に入れることができました。 なんとこのサント・シャペルは、 この「茨の冠」を収め、王が その聖遺物に祈りをささげるために作られた、 礼拝堂だそうです。 やがて来たアフリカのチュニスでなくなったルイ9世は、 1271年パリに運ばれ、1297年ローマ教皇が ルイ9世を敬虔なるカトリック王として、 聖人の列に加えました。 聖王ルイの遺骸は聖遺物となり、 「茨の冠」とともに、サント・シャペルに 収められているということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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