399196 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Free Space

    usa2.gif
                     usa3.gif
          iusa6n(2).gif
使用素材*ROKO*
http://roko.lolipop.jp/


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ




人気ブログランキングへ

Archives

2025.05
2025.04
2025.03
2025.02
2025.01
2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08

Category

Freepage List

2008.01.16
XML
カテゴリ:高校生のころ
今日は朝から寒くて、肩が縮こまったりするものだから、頭痛がひどくって、嫌になってきます。
実は私には、冬の寒い日になると、どうしても思い出してしまう“今だからゴメンナサイ話”があるのです。

それは、まだ私が可愛い女子高生だった頃のお話。
時は冬。
校内実力テストの真っ只中の日でした。
その日も朝から寒くって、休み時間になると、トイレは長蛇の列。
女子は人数が少なかったから良かったのですが、男子は女子の倍以上の人数がいて、トイレは大変なことになっていました。

当時はまだ、新校舎を建設中だったので、古い古い旧校舎。(あ、恐い話ではありません。念のため。)
男子トイレと女子トイレを分けているのは、たった一枚の薄い板。
しかも、板の上下が空いているので、声は筒抜け、足元はしっかり見えてしまうという、今ならとても考えられない状態でした。

とにかく男子の数が多いので、その日は、男子トイレと女子トイレを区切っている板の下から、たくさんの男子の脚が見えていたのです。
それを、じっと見ていた私。
ついつい悪戯心が、沸々と湧き上がって、側にいた友人に、こう言ってしまいました。

「今、誰かの足首掴んだら、びっくりする……。」

最後まで言い終わらないうちに、隣にいたはずの友人の姿が見えなくなって…。
視線を落とすと、うずくまって何やらしています。
と同時に、男子トイレから変な声が。

「おわっ!」

「え?え?…あなた、今何した?」
「え?あなたが足首掴めって言ったから、掴んだ。」
「はいー?」

言ってない、言ってない。
足首“掴め”とは、言ってないわよねぇ。
言ってないでしょ。
言ってないと言って。

女子トイレから、こそこそと出て行く私たち。
丁度その時、男子トイレからも、二人連れが…。

「オレ、恐くてテスト受けらんねえよ。
 どうすんだよ。」

あー、ごめんなさい。
私たちのせいで、あなたさまの成績が落ちたら、何と言ってお慰めすればよろしいのやら。

そう思いながらも、今日の今日まで、本当のことを打ち明けられない…いえいえ、打ち明けるつもりもない私たちって…。
神様、どうぞこの罰当たりな子羊たちを、お許しください。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.01.16 15:21:55
コメント(4) | コメントを書く
[高校生のころ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X