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カテゴリ:高校生のころ
高校生の頃の思い出のひとつに、文化祭があります。
少し時期はずれな話題ではありますが、思い出したので、忘れないうちに…。 …ブログをメモ代わりに使っても、よいのでしょうか…こっそり…。 高校には「軽音楽部」というのがあって、まさしく文化祭は、彼らにとっては絶好の発表の場。 といっても、普段練習してるところを、見たことがないのですけど…。 なのに文化祭が近づくと、どこからともなく部員と名乗る方々が、ひとりふたりと現れて、最終的には、かなりの大所帯になっているという、不思議な部なのです。 「軽音楽部」というからには、アコギとかフォークソングとかを想像しますが、実際は、全然そうじゃないんです。 …あ、でも中には、クラシックギターを持ってる先輩がいたなあ。あんなに弦の数が多いギターを、初めて見ました。 何故こんなに詳しいかと言うと、そのギターを持ってた先輩が、新聞部を兼部していて、私は新聞部ではないのだけれど、新聞部に友人がいたものだから、部室に入り浸っていたという…どうでもいい、分かりにくい話です。 話を戻して。 つまり早い話が、生徒はアンプやエレキギターを使いたがっているのだけれど、先生方が反対しているということ。 彼らの姿を見るたびに、先生方はおっしゃいます。 「アンプは禁止だぞ。持ち込むなよ。」 「あーい。分かってまーす。」 生徒たちは見事におとなしく、先生方の言いつけを守って、アコギをジャカジャカやりながら、真面目に練習を。 文化祭前日のリハーサルまでは、確かにそうでした。 私はこの目で、はっきり見ています。 なのに…何故? 文化祭当日、体育館からはエレキギターの爆音が…。 は? 一夜にして、体育館は様変わりをしておりました。 これは「三国志」の世界でしょうか。 曹操はいずこに。 後で知った話ですが、彼らは夜中にすごい勢いで、セッティングをして去って行くのだそうで…。 詳しいことは、彼らの名誉のために伏せておきます。 とにかく私たちは(特に一年生は)、何が起きたのかもよく分からず、呆然とするばかり。 でも彼らの演奏を、ニタニタ笑いながら、体育館の一番後ろで聴いている先生方の姿を発見して、 「あー。この学校、好きだな。」 と思ってしまった私なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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