400035 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Free Space

    usa2.gif
                     usa3.gif
          iusa6n(2).gif
使用素材*ROKO*
http://roko.lolipop.jp/


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ




人気ブログランキングへ

Archives

2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02
2025.01
2024.12
2024.11
2024.10
2024.09

Category

Freepage List

2008.02.18
XML
カテゴリ:中学生のころ
風邪をひいてしまいました。
頭痛と吐き気に悩まされています。

体調が悪い日には、ついつい中学生のときのキャンプを、思い出してしまいます。

私が通っていた中学校では、毎年夏休みに入ってすぐ、学年ごとに日をずらしてキャンプに行きます。
3年生がテントをたてて1年生と交代して、最後に2年生がテントを片付けて帰ってきます。

1学年6~7クラスあって、その全員分(1グループ5,6人)のテントが揃っているわけですから、学校はすごい数を保有していたことになります。

場所は、井上靖の「氷壁」の舞台になった穂高連山…の麓。
360度北アルプスに囲まれた、それはそれは美しい白樺林です。
山と空以外なにも見えない、まさに人里離れた異空間…とでも言いましょうか。

そこに2泊するわけですが、そんな場所なので、怪我をしたり病気になったりすると、何時間も車で移動しなければいけない、という状況でもありました。

「怪我をするなよ。病気になるなよ。」

これが先生たちの諸注意の全てのようなものです。

ところが2年生のとき、キャンプ初日から私は体調が悪く、今まで経験したことのない腹痛に襲われたのです。
大体、修学旅行に行ったりすると、熱を出したり、貧血を起こして倒れたり…なんてことになる、迷惑な人なんですよね、私は。

とにかく立ってられないほどの激痛で、思わず座り込んでしまったのですが、脳裏に、

「病気になるなよ。」
「車で何時間も…。」

という言葉が甦って、必死に我慢していました。

当時…考えられないかもしれませんが…私はクラス委員をしていて、キャンプの時も責任者になっていたので、とても具合が悪いと言い出せない立場にいた…というのもありますが。

そのうち腹痛も治まったので、その後は普通に登山もしたし、走り回ってもいたし。
無事にキャンプを終えて、里に下りていきました。

でもやはり、時々腹痛が襲ってくるので、病院へ。
するとまあ驚いたことに、盲腸炎になっていて、しかも腹膜炎を起こしかけていたのです。

「これで、登山をしたんですか…。」

その時のお医者様の呆れた顔を、忘れることができません。くすくす。

私はそれほど驚いたりしなかったのですが、家族は、
「この子は放っておくと大変なことになる。」
と思ったらしく、この事件の後、何かある度に、

「この人は、手が付けられなくなるまで具合が悪いと言わない人なので、気をつけてやってください。」

と言ってまわるという、大変面倒なことになってしまいました。

恥ずかしいったら…。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.02.18 15:51:18
コメント(6) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X