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カテゴリ:中学生のころ
今はまだ、高校の卒業式の真っ只中でしょうか。
それが一段落したら、今度は中学校・小学校の卒業式になってきますね。 卒業式のシーズンといえば、付いてくるのが花粉症。 嫌ですねえ。 私は中学生の頃から花粉症になり始めて、いまだにこの時期になると悩まされます。 当然、自分の卒業式の日も、朝から鼻水グシュグシュでした。 しかも体育館は冷えてます。 冷たい空気がまた鼻を刺激して、余計に鼻水がひどくなるのです。 「グシュッ、グシュッ。ああ、辛いー。」 それでも校長先生のお話ぐらいまでは、なんとか我慢してました。 でも一度鼻をかむと、もう後は止められません。 「ううっ。グシュ。ずるっ。」 多分その様子は、まわりの方々に、大きな勘違いを生んでしまったのでしょうねえ。 私は卒業時A組だったので、いちばん右端に座っていたのです。 そして卒業生の塊の右横には、保護者席が…。 つ・ま・り、私の右横には、保護者様の集団がいらっしゃったのでございますよ。 あの方たちって、卒業式にいったい何を見にいらっしゃってるのでしょうか…。 誰かが 「グシュッ。」 って鼻をすすると、一斉にそちらに目を向かれて、コソコソとお話になるのですが…。 私は端にいたので、よーく聞こえてしまいました。 「○○ちゃんよ。」 「ああ、あの子がね。」 「○○さんのお子さんだわ。」 「あら、泣いてるなんて、可愛いわね。」 ううっ。そんなこと言われたら、泣くに泣けない。 そう思えば思うほど、私の鼻水はひどくなり、案の定保護者様の注目を浴びることに…。 「あら、○○ちゃん。」 ひえー。泣いているのではありません。 花粉症です、花粉症。 そんなに注目しないで。 おまけに私の名前を連呼しないで。 気になって、気になって…お陰で、初恋の方が卒業生代表の挨拶をされたのを、ほとんど聞くことが出来なかったではありませんか。 おまけに、その挨拶に感動して泣いてるみたいに見られてしまったし…。まあ、それはいいとして。 驚いてしまったのは、その後でした。 なんとその日のうちに、都合で式に出席できなかった母の耳に、しっかり届いていたのです。 私が号泣してたって…。何度も言いますが、花粉症です。 恐るべし、保護者のネットワーク。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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