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三日月の夜にはミルクティーを

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2008.03.19
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カテゴリ:小学生のころ
小学生の頃の友人に、バニラアイスが好きな子がいました。

○ー○○○ッ○のような、高級バニラアイスではありません。
どこにでも売っている、カップに入った普通のバニラアイスです。
そうそう、あの木の平べったいスプーンで食べるアイス。

でもね、少ーし食べ方が変わっていたんですよ。

「蓋に付いたアイスって、食べる?」
「うん。もったいないから食べる。」
「よねー。」

なんて言いながら、彼女とバニラアイスを食べていたある日。

「あれ…アイス食べないの?」
「うん。もうちょっと待っとく。」
「ふーん。」

アイスが好きだと言っていた彼女。
すぐ食べちゃうのかと思っていたら、なかなか食べようとしません。

「溶けちゃうよ。」
「いいの。」

夏の暑い日。
カップアイスなんて、あっという間に柔らかくなってしまいそうで、私は少し心配になりました。

「もうそろそろ、いいかな。」
「…え?」

驚きました。
彼女、いきなりスプーンを手に持ったかと思うと、すごい勢いでカップの中のアイスを、かき混ぜ始めたのです。

当然アイスは、ゆるゆる状態に。
ソフトクリームより少し柔らかいぐらいでしょうか。

「美味しい。これくらいの柔らかさが、一番美味しいのよねぇ。」
「ふーん…。」

あっけにとられながらも、彼女の満足げな顔に見とれてしまった私。
確かに私も、アイスのガチガチに固まった部分よりも、その周りの少し溶け出した部分の方が、好きではありますが…。
そういう部分を、人工的に作り出そうとは、思いもしませんでした。

バニラアイスを見る度に、その時の彼女のことを思い出していた頃。
“ス○バ”で、すごいものを見つけてしまいました。

その名も「バニラクリームフラペチーノ」。
ソフトクリームを少し柔らかくして、カップに入れたような飲み物。
まさしく、彼女が作っていたバニラアイスそのものです。

ひとくち飲んで、懐かしい昔を思い出してしまったのは、私だけなのでしょうか…。





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Last updated  2008.03.19 16:13:28
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