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三日月の夜にはミルクティーを

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2008.05.07
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カテゴリ:高校生のころ
高3の校内合唱コンクールでのこと。

ある日、学校帰りの本屋さんで、合唱コンクールの責任者になっている男の子に、声をかけられました。

聞けば、今日中に指揮者とピアノ伴奏者の名前を、学校に提出しなければいけなくて、困っているとのこと。

たまたま見かけた私がピアノを弾けると聞いたので、お願いしたいと言われ…。

「とりあえず名前を提出するだけだから。伴奏者が変更になれば、そう伝えるし。」
「はあ。構いませんが。」
「ありがとう。」

ところが数日後、伴奏者を決めるのに、ちょっとしたトラブルがあって。
私の他に、実はもうひとりピアノを弾ける女の子がいて…色々すったもんだあった末に、結局その子が伴奏者に…。

私は名前を借りるだけだと言われていたので、誰が正式な伴奏者になっても、それはそれで良かったのです。

が…その後、大変なことが…。

合唱コンクールまで、あと何日もない…というある日。
彼女が、左手の中指に包帯を巻いて学校へ。

「どうしたの、それ。」
「ちょっと怪我をしちゃって。」
「ピアノ大丈夫?」
「左手だから、問題ない。」

そう話していた女子パートの責任者。
いきなり、私のところへ来て、おっしゃいました。

「一応、練習しといて。」
「は?」

それを、彼女の目の前で言います?
困ってしまいました。

その日の夜。
彼女から電話が。

「ごめん。練習してこないで。」
「は、はあ。」

彼女の気持ち、なんとなく分かります。
初めから練習していく気なんて、さらさらなかった私。
彼女からそう言ってもらえて、内心ホッとしてました。

そして次の日。
女子責任者が私に。

「ねえ。練習してきた?」
「え…いえ、それが…。」
「してこなかったの?」

なんだか責められてるし。
そこで、伴奏者の彼女が言いました。

「あ、私が昨日電話で、練習してこなくていいって言った。」
「えっ…。」

見事に、まわりがシーンとなってしまいました。

でもまあ、当日頑張ればいいじゃない。
そう思っていた私。
甘かったですね。

当日、伴奏が途中で止まっちゃったんです。
おまけに場内アナウンスで、私の名前が伴奏者として流されるし…。

どうして、あんな事になっちゃったんでしょうね。

歯車がひとつ外れてしまうと、外れてないものまでがたがたと外れていく様子を、目の前で見てしまいました。

ああいう事は、二度と経験したくありません。





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Last updated  2008.05.07 19:15:04
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