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三日月の夜にはミルクティーを

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2008.07.20
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カテゴリ:高校生のころ
高校生の頃。

3年生になる春、新任の体育の先生がいらっしゃいました。
まだ若い男の先生。

当時体育の先生は、武道の先生を含めて、男性が3人、女性が1人。
どの先生も既婚者で、少し年配の先生でした。

体育の先生といえば、生活指導も兼ねていて、生徒にとっては怖い存在。
特に我が母校は男子生徒に厳しかったので、彼らは体育の先生の前では、借りてきた猫のように大人しかったのです。

そこへ飛び込んできた若い先生。

待ってましたとばかりに生徒の餌食になることは、目に見えてわかっていました。

「○○、気に入らねえ。」

名前は呼び捨て。
言う事聞かない。

「おはようございます。」

あ、挨拶だけはするのね。
周りから見てると、じゃれてるようにしか見えないんですけど…。

ある日、その先生が結婚されるという噂が。

「どうもね、男子たち、何か企んでるみたいよ。」
「ふーん。…企んでるって、お祝いをするとか?」
「さあ…。」

そういえば事あるごとに、なにやらコソコソと。

しばらく経って、彼らの企みが、明るみになりました。

「車の後ろに、空き缶付けたらしいよ。」
「は?…空き缶?」
「そう。よく昔の外国映画の結婚式のシーンで出てくるでしょ。あれよ、あれ。」
「ええっ。」

本当なの?
受験間際だというのに、貴重な時間を潰して、空き缶を一個一個付けていたのでしょうか、彼らは。

先生、随分大切に思われていたのですね。

しかも彼らは、先生が車に乗るまで、しっかり見届けていたのだとか…。
そこまで、先生のことを思っていましたか…ふーん。

世の独身男性の教師の方々。
くれぐれも、男子高校生にはお気を付けになって。

あ、自分は車じゃないからと、今ホッとしたあなた。
あなたですよ、そう、あなた。

高校生の考えていることは、常識の範囲をはるかに超えておりましてよ。
明日、何があってもおかしくありません。

男子高校生は、若い男性の先生が、とっても好きなのです…多分。





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Last updated  2008.07.20 16:20:03
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