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三日月の夜にはミルクティーを

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2008.08.30
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カテゴリ:高校生のころ
高校生の頃、私が住んでいた家は、小さな駅の駅前にありました。

距離でいえば、約100m程離れていたでしょうか。
なので100mを16秒で走れる人は、電車が発車する20秒前に家を出れば、なんとか間に合うことになります。

片道1時間ちょっとかけて高校に通っていた私。

2駅手前の高校に通っている人は、30分遅い電車でも間に合うのですが、ほんのちょっとの差で、私は早い電車に乗らなくてはいけない。

超低血圧の私は、朝起きるのが辛くて辛くて…。

1分でも長く寝ていたい私。
とにかく朝何時に起きるか…は、私にとってとても重要なことでした。

「うー、あと5分。あと5分。」

初めは余裕を持って目覚ましをセットしていた私も、だんだんギリギリに。
…とはいっても、7時発の電車に乗れなければ、完全に遅刻です。

6時半に起きていたのが、6時35分に…40分に…45分に…。
とうとう最後は、6時50分に起きる事に落ち着いてしまいました。

落ち着くといっても、ゆっくり準備ができるわけではなく。

物凄いスピードで着替えて、顔洗って、歯磨きして、髪をとかして、ご飯をふたくちみくち口に突っ込むと、通学カバンを持って、駅へダッシュ。

当然、毎回間に合うわけじゃあ…ありませんね。

「はい、アウトー。…もう少し早く起きろ。」

なんて、顔なじみの駅員さんに嫌味のひとつも言われて、家へ逆戻りすることも。

でも時には…ほんとに時々なのですが、待っていてくださることもあったりして…他の乗客のみなさん、ごめんなさい。

そんなバトルを繰り返していたある日、駅員さんがおっしゃいました。

「随分遅くまで、勉強してるなあ。夜中12時前に灯りが消えるのを、見たことがないよ。」
「は…はあ。」

丁度お隣の家には、学校は違いましたが、同級生が住んでいて。

「隣の家と、今日はどっちが先に灯りが消えるだろう…なんて、みんなで言ってるんだぞ。」
「ほ…ほう。」

知らないところで、そんな応援をしていただいてたなんて…。
涙、涙の感動話ではございませんか。

でも、ごめんなさい。
お隣の京○大学へ行った同級生は、真面目にお勉強をしていたのかもしれませんが…私は…ねえ。

これ以上は、何も言いますまい。





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Last updated  2008.08.30 16:12:06
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