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三日月の夜にはミルクティーを

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2008.09.22
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カテゴリ:高校生のころ
高校3年生の頃。

隣に座っていた同級生。
英語の辞書には、大きく「谷崎潤一郎」と書いてありました。

しかもそれは並の大きさではありません。
辞書一面に、大きな太い文字で書かれていたのです。

なので私はずっと、彼の名前は「谷崎潤一郎」なのだと、思っていたのですが…。

高校3年生といえば、志望大学もほぼ決まっている頃。

そんな中、彼はなぜか、毎日のように職員室に呼び出され。
帰ってくる度に、非常に機嫌が悪く、物凄い音をたてて椅子にお座りになるのです。

どすっ。

「…この人、怖い…。」

ある日のこと。
職員室に呼び出された彼は、いつものように機嫌悪く帰ってきました。

と、突然。

「お前なあ。」
「へっ…。」

周りを見回しますが、誰もいない。
えっ。
もしかしたら、私のこと?

「俺、すごいショックだったんだぞ。」
「は?」

何のことでせう。

「お前より数学の点数が悪いって知ってよお。」
「はあ?」

な、なんて失礼な。
人が大人しく黙ってると思って…なんていう事を。

お隣の彼、英語がずば抜けてできる方で、全国模試ではいつも名前が載っておりました。
それなのに、なぜか数学が、ずば抜けてできないのです。

「だからもう、国立あきらめた。」
「はい?」

ええーっ。
まさか、私のせいだとおっしゃるのでしょうか。

というか、なぜ私が基準?

彼は結局、時間割も入試科目だけで構成されて、模試も入試科目だけ受けに来る…という1学年に5,6人しかいない私立専願組になって…。

一年後、見事に○智大学に合格されました。

ふ、ふーん。
よろしかったではございませんか。

これで、どこにも受からなくて、また私のせいにされたりしたら、たまったものじゃありません。

ところで、「谷崎潤一郎」は彼の名前ではない(そりゃそうだ)…ということは聞いたのですが。
じゃあ、彼の名前っていったい、何だったのでしょうか…。





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Last updated  2008.09.22 16:20:04
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