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カテゴリ:中学生のころ
中学生の頃。
調理実習の課題は、プディング。 カラメルソース作りが、ちょっとしたヤマ場。 「油断すると焦げ付くので、気をつけてください。」 以前フライパンにカラメルソースを焦げ付かせて、大変な思いをして洗ったグループがあるという話を聞かされ。 こういう話を聞くと、必ず同じ失敗をしてしまうんですよね、私って。 嫌だなあ。 なんて思いながら、誰かがソースを作ってくれることを期待して。 …なのに、何故かみんなの視線は私に。 えっ。 いやいや。 私、作らないから。 そんなに上手なわけじゃないし。 でも、作っちゃうんだな。 そして予想通り、失敗しちゃうんだな、これが。 「あーあ。」 どうするんだ、これ。 真っ黒なお砂糖の塊が、フライパンにへばりついてるし。 先生がおっしゃったとおり、洗っても洗っても取れやしない。 ゴシゴシ擦っても駄目。 お水につけておいても駄目。 もうヤケクソになった私。 お湯ならいいだろ…と、フライパンに水を張って、ガスレンジであっためて…。 そしたらば。 まあ。 こびりついていた真っ黒なお砂糖。 見事に…綺麗に…溶けてしまいましたのよ。 「おおーっ。」 冷静に考えてみれば簡単なこと。 油汚れを油で落とすのと同じですわよ。 ん…ちょっと違うか。 でもまあ。 フライパンを駄目にしなくて良かった。 カラメルソース作りで失敗しちゃったら、試してみてくださいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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