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カテゴリ:高校生のころ
高校生の頃のお話。
ある日のこと。 体育の授業のために、更衣室で着替えをしておりました。 ふと横を見ると、見慣れない女の子が…。 体育の授業は2クラス合同。 「あら。お隣のクラスに転校生でも来たのかしら。」 そう思っていると。 「ねえねえ。あの人、すっごく痩せたよね。」 「へ…?」 「ほら、隣のクラスの○○さんよ。」 「はい…?」 彼女が指差したのは、さっき私が転校生だと思っていた方。 「ええっ。○○さんだったの。」 気付くはずもありません。 ふっくらしていた頬は、げっそりと痩せこけ。 どこからどう見ても別人。 「春休みの間に10kg痩せたんですって。」 「はらまあ。」 人って10キロも痩せると、あんなにも変わるものなのですね。 うーん。 前の方が可愛かったかも…。 そう思っていたのは、おそらく私だけではないはず。 何か事情があって、痩せたと聞きましたが…。 それにしても痛々しい。 体育の時間になって。 準備体操を始めた途端。 バッターン。 …と、そのお方、倒れてしまいました。 貧血で倒れるのは、私も得意ですが…いやいや、そうではなくて。 そのまま保健室へ連れて行かれたお方。 その後何があったのかは、誰も知る由もありません。 …が、その日を境にそのお方、あっという間にもとのお姿に。 最近は食べたくても食べられない…という病があったりすることですし。 一概には言えませんが。 きっと自分が思ってるほど周りの方は、女性の健康な姿が嫌いではないと思いますわ。 …と、最近ちょっと体重が増えてしまった自分を慰めてみる…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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