2010/04/24(土)17:54
知らないことは、ある意味、罪なことなのかもしれません。
先日、子宮頸癌に関するシンポジウムに、参加してみました。
子宮頚癌って、ご存知でしょうか。
初期に発見すれば、治る病気なのですよ。
ところが、この病気。
治る病気であるにも関わらず。
最近若い女性に多く。
しかも、あまり認知度が高くない。
実はこの病気には。
予防するためのワクチンがあるのです。
地方によっては、公費で受けられるらしいのですが…。
お恥ずかしい話ですが。
日本でもワクチンを接種できる…という事実を、初めて知りました。
このワクチンの存在が知られていない上に。
日本では検診を受ける人の割合が、驚くほど低い。
何故?
そういえば。
かなり前のこと。
何人かで食事に行ったとき。
私は検診に行ったことがない…という話をすると。
その場にいた女医さんに、ひどく叱られてしまいました。
「スタッフが女性だけのクリニックもあるのよ。」
のひと言に。
その場にいた全員が、身を乗り出して。
「どこ、どこ。教えて。」
と言っていたのを、思い出しました。
よくよく聞けば。
検診に行きたいけど、お医者さんが男性なのは嫌だったり。
お医者さんが女性でも、レントゲン技師さんが男性なのは嫌だったり。
嫌だけど、しょうがなく行ってる…という方がいたり。
みなさん、検診に行きたい気持ちはあるけど。
行きやすい施設の数が多くない。
というのが、本音なのでしょうか。
ワクチンを接種して。
定期的に健診を受ければ。
怖い病気ではないらしく。
無責任に、専門的なことは言えないので。
これ以上のことは、言えませんが。
若い女性の方。
女の子をお持ちの方。
また、この病気は男性にも重大な責任があるらしいので。
男性の方々。
この機会に。
子宮頸癌についての、正しい知識と予防法を。
知ってみるのもよいのでは…と思った次第でございます。