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謎作家・船沢荘一「鵡鷺愚《ぶろぐ》」1.0

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2009.02.24
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ども。マシンの"疾さ"と"強さ"を追求したくなるエンスージアスト「謎作家」、船沢です。m(_ _)m

 

 

とはいっても、お金がないのよさ(号泣)。 (ToT)

 

 

 

というわけで今回は、パソコンの現状と未来を少し考えてみる件について。

 

 

 

  *  *  *  *

 

 

 

PCトレンドを追いかけているユーザには実感があるかと思いますが、現状におけるパソコン市場の流れは"二極化"しつつあります。

 

すなわち、現在のパソコンは「はやい(=高速化・高機能化)」と「やすい(=低価格化・低機能化)」の2種類の流れがあるといえます。

もちろん、どちらも「うまい(=使いやすくて付加価値がある)」ことが大前提ですが。

 

 

    †    †

 

 

まず、「やすい」パソコンの代表格ともいえるのが、現在主流になりつつある「ウルトラモバイル(UMPC)」や「ネットブック」と呼ばれるカテゴリです。

 

これらはおもにインテル社の低消費電力CPU「Atom」を搭載したチップセットを使うことで、機体の小型化・省電力化・低価格化を実現したもので、その主力価格帯は実売で5万~7万円前後とされています。

最近では4万を切るものや、グラフィックチップの搭載で高付加価値化した機種(それでも実売6~7万)も登場するようになりました。

 

その先鞭をつけたのが、2007年に台湾のASUS(アスース)社が海外で先行発売した「Eee PC」でした(※初代機にはAtomは入っていない)。

 

 

 

その開発の契機となったのは、2005年ごろに提唱された学童および途上国向けパソコン教育支援プロジェクト「OLPC (One Laptop Per Child:すべての子どもたちにノートパソコンを)」(http://laptop.org/)において開発された製品「XO」にあります。

 

OLPCの掲げる要件「コストは1台あたり100ドル前後」を満たすことから"100ドルパソコン"と称される「XO」は、子どもたちがどこでも使えるようにと高い堅牢性と使いやすく分かりやすいインターフェイスを備え、OS(実行システム)には同じく安価で堅牢性に優れたLinuxが採用されています。

 

 

 

アスース社はこのマシンの持つポテンシャル(潜在能力)にいたく感服したのか、それともこの低価格路線に商機を見い出したのか、とにかく自社の高い技術力・調達力をフル活用して、「低コスト・省電力」という新しい路線の開拓に挑んだのでした。

そのチャレンジの顛末については、皆様も家電量販店などですでに目の当たりにされている通りでしょう。

 

 

 

また昨年(2008年)からは、同じ設計思想で作られたデスクトップ型パソコン、通称「ネットトップ」と呼ばれるカテゴリが登場し、さらにユーザの裾野を広げつつあります。

 

 

 

これらの製品群は、これまで「パソコンが高くて買えなかった」ユーザ層はもちろん、「最低限、ネットやメールさえできれば余分な機能は要らん」というシンプルさを求めるユーザ、セカンドマシン(2台目)として購入するヘビーユーザ、そして案の定「子どものおもちゃとして買い与える」親御さんなど、幅広い客層を取り込むことに成功したのです。

 

 

 

そして今後はこの流れが加速化・分化し、「より安くて長持ちする」か「安くて長時間はそのままに、高速動作とグラフィックを強化」の"二極化"が同カテゴリ内でも進むと見られています。

 

 

    †    †

 

 

一方の「はやい」パソコンといえば、その筆頭に挙げられるのがいわゆる「ゲーミングモデル(ゲーミングPC)」と呼ばれるものです。

 

すなわち文字通り、パソコン専用のゲーム--特にオンラインゲームや一人称シューティング(FPS)に最適化された、高速処理・高速度応答・高次元グラフィックスを備えるパソコンを指します。

 

 

 

仕様および価格帯としてのカテゴリは、ミドルレンジ(中堅)からハイエンド(高級)に位置づけられており、安いものでも直販で10万円台から、高いものだと30~40万円以上するものまでさまざまです。

 

高価格化の要因の大部分は、いうまでもなくその搭載されているパーツにあり、CPUもデュアルコアは当たり前、メモリやハードディスクは大容量かつ高速、さらに専用メモリを搭載したグラフィックボードを追加実装しているのが基本です。

そのスペックや筐体を見るだけでも「どんなゲームでも遊び倒してやるぜ!」という気概がこれでもかと言わんばかりに全身から溢れ出しています。

 

 

 

また近年は、予算に糸目をつけずに最高速・最高級のパーツを付加し、徹底的に疾さとパワーにこだわりぬいた「エンスージアスト(エンスー)モデル」も注目されてきています。

要は自動車のエンスーモデル(走り屋仕様のクルマ)と同じで「でたらめに高馬力で疾い」パソコンだと思ってください。

 

かつては自力でこれを組みあげるのがステータスみたいなものでしたが、最近はそれと同等の性能を"完成品"として買えるようになったわけです。

ちなみにお値段もそれなりのもので、構成によっては50~60万は軽く越えてしまいます。

 

 

 

もちろん、これらのマシンはあくまでも「ゲーム用に最適化されている」というだけであって、普通にさまざまな用途に使っても、バツグンに高いパフォーマンスを発揮できます。

 

特に、動画も観ながらゲームもしながらネットをやりながらワープロと表計算もやって、さらにウィルスチェックまで......という、マルチタスク(複数同時処理)を越えた「メガタスク」環境を導入するにあたっては、ゲーミングパソコンはまたとない選択肢といえます。

 

もし、ビジネスやクリエイティブワークに適したパソコンをお探しなら、ぜひご検討されてみては?

 

 

    †    †

 

 

ところで、多くの読者にとっては上掲の「高速度応答」がいまいちピンと来ないと思われますので、少し補足を。

 

 

 

ゲームにおいて最も重要なのは、もちろんゲーム性自体もそうなのですが、もうひとつのポイントは「いかにキャラクターやカーソルが自分の思ったとおりに気持ちよく動いてくれるか」という点にあります。

これを「応答性」と呼ぶわけですが、その半分はプログラム上の処理によって技術的に高めることができるものです。

 

で、残りの半分は何かというと、プレイヤーがキャラクターを動かすための道具、すなわち入力機器で決まります。

 

 

 

どんなにスムーズに動くプログラムを実装したとしても、肝心の入力デバイスの動きがぎこちなかったり、反応が甘かったりしたら、どんな歴戦のゲーマーであっても即座にゲームオーバーになってしまうでしょう。

まして普通の人であれば、「操作どおりに動いてくれない」こと自体が猛烈なストレスとなって、とてもゲームどころではありません。

 

ゲーマーが心置きなくゲームに集中できるようにするためにも、またドット単位の精密な操作を可能にするためにも、おなじみのジョイスティックだけでなく、キーボードやマウスなども高い反応速度や応答性が必要とされているのです。

また、これらの恩恵を長期にわたって維持できるよう、高い安定性や堅牢さも必要とされます。

 

 

 

つまり、これらの入力機器をゲーミングモデルに置き換えるだけで、「スムーズに動いて、狙ったところで止まる」「実際の入力と画面上での動きにズレがない」といった高い操作性が実現するわけです。

 

もちろん、ビジネス文書作成やプログラミング、画像編集、お絵かき、CG制作など、さまざまな用途においてもその入力しやすさや使いやすさを実感していただけることでしょう。

 

 

 

  *  *  *  *

 

 

 

とまあ、今回はこんな感じで。

まあ要は、私自身が「速いパソコンが欲しい」からというか、「速いパソコンを持つことがいかに素晴らしいか」を伝えたかったというだけなのですが。

 

さりとて、「安いパソコン」も捨てがたい......。

 

読者の皆様は、どっちを買いますか?

 

 

 

ってことで、それではまた。\(^o^)/






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最終更新日  2009.02.24 19:32:41
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