ミリー永眠
昨年ミリーが永眠いたしました13才のお誕生日を迎えてまもなくのことでした腎不全を患ってからの1年と4か月週に3~4回の点滴と血液検査診察台に上がるとブルブル…ブルブル…担当の先生方が思わず赤面されるくらい激しい鳴き声それでも先生は鳴いてくれていいんですよミリーこんなに頑張ってくれてるんだからせめて大泣きしてストレス発散しなきゃな終わると必ずよく頑張ったな~とミリー偉かったよと頭をナデナデ院長先生から看護師のみなさんまでいつも明るくやさしく接してくださいましたそのせいか病院に入るのをむずがる子が多い中ミリーはいつも自分から病院のドアまで走って「早く開けて」私たちが扉を開けるのを待っていました外で先生や看護師さんを見つけると嬉しそうに駆け寄って愛想を振りまいていました亡くなる2日前ひょこたんひょこたん尻もち付きながら絵の具のニオイが苦手なのか好きではないアトリエやシャンプー嫌いで寄り付かなかった浴室など散策するのでおかしいな…と亡くなった後で気が付きました自分が暮らした部屋の隅々をしっかり見ておきたかったのだとなのでHiroさんと私は暗黙の了解で「ミリーを県立美術館と上野の東京都美術館に連れて行こう」そう心に誓って50号と80号のキャンバスにミリーを描きました今春、想いが通じたのか「ミリーへ」油彩画F80号に会友秀作賞を頂戴しましたHiroさんと上野のミリーに会いに行きましたおしゃまさんで甘えん坊で「かわいい」という魔法の言葉が大好きだったミリーたくさんの人に観ていただけて気のせいか嬉しそうでした5月には広島県立美術館で巡回展がありましたそして7月2日から7日まで京都市美術館別館で巡回展がありますミリー、パパとママは京都には行けないけれど軽くなった体で旅しておいでそして戻ってきたらまたサインを送ってマンマをたーんと用意しておくからね♪ミリーに愛情を寄せてくださったみなさま長らくありがとうございました