La La La

福岡で有名な安産祈願のお宮さんは、子供の名前の書いてある石を
戌の日の安産祈願のときにもって帰ってきて家にまつり、自分が
無事に出産すると、お宮参りのときに今度は自分が石に子供の名前を
書いて持ってきた石と一緒にお宮においてくる、
という慣わしがあります。
次に安産祈願に来た人が、自分の置いてきた石を持って帰って
まつってくれるかも…、というわけです。

お宮の裏手の方の囲いの中に、山積みになった、名前と出生日の
書かれた石がわんさか。

私が持ってきた石は、だんなが後ろ向きに目をつむって選んだ、
６年前に生まれたお子さんの石で、つるつるとした卵形のきれいな石。

ハルくんのお宮参りのときに持っていく石を、夏にはホタルの
乱舞するきれいな川に拾いに行きました。

川原におりてよさそうな石を探します。
『パパ、あれがいい！』
『それって、川の中に入れってこと？』
『…ごめんね。ハルくんのためだから。』
『わかった!!!』

ということで、冬にしては暖かいとはいえ、真冬の川の中に…。
『そっちのそれそれ！』
『え?　これ？』
『いやいや、その右の！』
といいながらいくつか拾っていると
急にバランスを崩したダンナは…
うわ～～～！！！と叫びながら川の中へ。

なんとかおしりは免れたものの、ひじ・ひざから下はずぶ濡れ。
帰りにコストコによって買い物しながらも、
風邪はひかずにすみましたとさ。
よかったよかった。(え？)