おとうちゃんがみおを迎えに行き、20時前に二人が帰って来た。
おとうちゃんに抱っこされて、玄関のドアをくぐるみお。
「お帰り。」と言っても、さしたる反応は無し。
「来る?」と手を伸ばしても同じ。
少し寂しい。
が、靴と靴下を脱ぐと、ダッシュでみおはやの元へ。
ちょうど、みおのコートを片付けていて、体勢が整っていなかったみおはや。
みおの頭が顔に当たって、かなり痛かった・・・。
そのままぎゅっと抱き付いて来るみお。
何やら解らないけど、一生懸命喋っている。
「にいちゃんが、・・・した。」
「・・・遊んだ。」
どうやら、何をしていたのか報告をしてくれているようだ。
「お兄ちゃんと遊んだん?」
「お兄ちゃんと遊んだ。」
「良い子にしとったんやって?
頑張ったね。」
再びぎゅっと抱き付くみお。
みおの荷物を片付けようと、少しでも離れると泣く。
おとうちゃんが寄って行っても、「おとうちゃん、いや!」と拒絶。
どうやら、おとうちゃんが悪者になっているらしい。
おとうちゃんがみおを連れて行って、置き去りにしたと思っているようだ。
その後も、寝るまでみおはやの膝から離れなかったみお。
寝る時はいつも通り、首にぎゅっとしがみ付いてきた。
寂しい思いをさせて御免ね。
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