おとうちゃんが、泊まりの出張なので、実家に帰ることにした。
義姉宅から帰り、お昼ご飯を食べる。
昼寝をしない日も多いみおだが、今日は6時半起き。
流石に眠いらしい。
電車の中で泣かれると困るので、お昼寝をさせる。
15時過ぎに起きたみおを連れて、バスに乗る。
一年前位に北海道でバスに乗ったみおだが、流石にその時の事は記憶にないらしい。
初めて同然のバスに大興奮。
窓から外を眺めては、みおはやに報告してくれる。
「ちっちゃいトラックがとまっとる。」
「ねこさん!ねこさんがおった。」
降りるのは終点。
小銭を持っていなかったこともあり、最後にゆっくり降りようと思っていたのだが、皆がどんどん降りるので、みおは不安になったらしい。
「おかあさん、行こう。」とみおはやを促す。
椅子から降りてそわそわ。
その様子がとても可愛い。
電車の発射時刻まで、まだ間があったので、駅近辺を散歩。
またまた、何故か不安になったらしいみお。
「でんしゃ、乗る。」と駅の方へ引っ張って行く。
仕方が無いので、再び駅へ。
この駅の階段は狭くて急なので、エレベーターを使わせてもらう。
ちょうど降りてきた、とても健康そうな女子高生に、「可愛い!」といじられ、みおは硬直。
最近、老若男女問わず、知らない人は駄目なみお。
電車ではちょうど二人掛けの椅子が空いていたので、二人で座る。
周りに人がいっぱいなので、硬直するみお。
その様子を見て、近くに座っていた老夫婦が、「おとなしいねぇ。」と褒めてくれる。
褒めてもらっても相変わらず硬直しているみお。
目的地に着くと、じいじがホームまでみおの従兄と一緒に迎えに来てくれていた。
みおは硬直状態のままじいじに抱っこされる。
みおの硬直状態がとけたのは、実家に着いてから。
相変わらず、人込みは苦手らしい。
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