暮らすように旅したい…

2006/08/23(水)14:13

パク先生の足マッサージ

韓国(17)

携帯電話に電話がかかってきて、お願いしておいた航空券の件でJCBプラザに戻る必要がなくなった。 南大門市場で買った岩海苔がかさばって邪魔だったし、ふたりとも足が痛くなってきたのでいったんホテルに戻ることに。 今度は遠回りをしてでも地下鉄を利用した。 クール・ダウンして頭もちゃんと働いていた。 お部屋に着くとすぐにシャワーを浴びて汗を流し、もう一度JCBプラザに電話をしてホテルの近くで足ツボのお店を調べてもらった。 これはハビーたっての願い。 世宗ホテルのすぐ裏手、徒歩30秒くらいのところに 『朴先生足マッサージ専門店』 という看板があることを知っていたハビーは最初から目星をつけていたみたい。 JCBカードで支払うと10%オフ。 お世辞にもきれいとは言えない、間口3軒ほどの古いビルの階段を登るとこんな大きな看板があった。 薄暗い廊下で見ると少し怖い。 お店は3階。 18畳くらいの広さにマッサージ用の椅子が5つ、応接セットが1つ。 いまどきは新しくて清潔できれいなお店の人気がある思うけれど、ここはレトロぽくて、雑然としていて、こじんまりしていてちょっと違う。 でも落ち着けた。 ソファで少し待ったあと、ロッカーで短パンに着替えて足湯で消毒。 そのあとハビーと並んで椅子に仰向けになってマッサージが始まった。 まずは角質をとって、クリームと足ツボ用の棒を使って指と指の間を1本1本丁寧にほぐしていく。 少しくすぐったいけれど我慢したら快感になっちゃった。 英国式のリフレクソロジーと違って、台湾式って言うのかな、強めのマッサージ。 私はちょっとやそっとの台湾式では痛みを感じないから、ハビーが担当のおねえさんに 『こっち(自分)は優しく、そっち(私)は思い切り強くやって。』 と言ってくれた。 でも日本語はよく分からなかったみたい。 なんとか身振り手振りで、途中唯一日本語が分かるスタッフを交えたりして、彼女たちが朴先生の大学でマッサージを学んだことが分かった。 うちにも足ツボ用の棒があるけれど、ここで使っているのはもっと専門的なものだった。 象牙っぽくて、取っ手が持ちやすそうで、先端がちょっと平らっぽい。 欲しいなぁ。   膝上までマッサージをしてくれて、まさに極楽。 予想通りハビーは高いびき。 気持ちいいんだろうなぁと思ったからそのままにしておいてあげたけれど、さすがにほかのお客さんに迷惑だろうと思い、途中からつついて起こした。 私は根性で起きていた。 こんなに気持ちがいいのに寝ちゃったらもったいない。 あっという間の1時間。 最後は足にお粉まではたいてくれた。 お土産に冷えたペットボトルと、朴先生のイラストつき角質を落とすヤスリを2本ずつもらった。 ソウルナビの口コミを読むと、よかったと言う人とがっかりしたと言う人がいるようだけれど、私たちはラッキーにもよかったほうの部類。 ツボをおしたり、マッサージの回数が今までのお店より多かったような気がしたし、丁寧に細部までほぐしてくれた。 足も軽くなったし、疲れもとれた。 これから夕飯を食べてもうひとまわりできそう。 今夜はスンドゥブ(水豆腐)。 これもきっと辛いんだろうな。

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