ココロ・コロコロ

ここ最近、毎日が忙しく、目まぐるしく過ぎてしまいブログもだいぶご無沙汰してしまった・・・その間に私の中でいろんな事が起こり、始まりだした。

1日が３０時間だったら良かったのに・・・なんてことを考える今日このごろ。でも、ホントに３０時間だったとしても今と現状変わらないかも。やっぱり時間の使い方の上手い人は限られた時間の中で物事を達成していくんだろうな・・・まっ、そんなことはいいとして・・・

先週の名古屋出張は私にとってはとても意義のあるものになった。セミナーには全国各地からメーカーの開発部の方や建築士の方、カラーを専門にしてる方などが集い今回は６名限定の集中セミナーで内容濃く、講義の他、何枚ものインテリアボードやカラーカードを作成したりと相当なエネルギーを使いクタクタになった。終わったあとは心地よい疲労感とやり遂げた充実感でいっぱいだった。

最終日にＩ先生と夕食を共にし、ゆっくりお話をする機会があった。Ｉ先生とのご縁は以前にこのブログでも書いた亡くなられたＭさんを介してだった。

生前からＭさんはＩ先生に「沖縄のために役に立ちたい」と話していたそうでその意思を受け継いで後に続きなさいとお言葉を頂いた。Ｍさんは沖縄でも先生と言われる立派な立場の方でインテリアコーディネーター（ＩＣ）の普及活動に力を入れていた。

私もインテリアやカラーの大切さを一般の方に広めたいという思いはあるけど、なにせもの凄いアガリ症。以前、インテリアセミナーの講師やスクール講師を依頼されたもののアガリ症ということと、人に教えるということへの責任の重さに自信がなく尻込みしてしまった。情けない、、、、いつか自分に自信が出来たらと思っていたのだが・・・

そのことを先生に相談すると

「いつかなんて来ないわよ、自分に１００％自信が持てることなんてないんだから、こんな私でもよければっていう気持ちじゃないと始められないわよ。３０代の失敗はまだ大丈夫、この歳でやるべきことをやっておかないと後がきついわよ。今すぐ始めなさい」

と先生も最初はすごくアガリ症だったこと、これまでのことを話してくれた。その時、私の中で何かが変わった。Ｍさんの足元にも及ばない私だけど私の経験の中で語ることで少しでも役に立ちたい。伝えていきたいと思った。

それから帰沖して熱が冷めないうちにと資料を作り、初のｍｙセミナーを行った。といっても家族を集めて・・・両親、弟達、義妹、ダンナに参加してもらい司会を弟にお願いしてアットホームながらも一応それらしく・・・

うっ、うっ、家族なのに私ったらアガッテしまったんだよね。だって、始まると同時に皆、真剣そのもので熱心に筆記をとるし、バンバン質問してくるし私以上に気迫が・・・・

終わったと同時に待ってましたとばかりに怒涛のダメ出しが・・・・

「感動がない！！」
「資料不足！！」
「参考写真のカットが悪い！！」
「専門用語を使うな！！」

などなど。討論好きの我が家、セミナー時間と同じくらいダメ出しトーク炸裂でさすがにヘコみかけた時、ダンナが

「まっ、初めてのことで上手くいかない部分もあったけど人に伝えたいという思いは伝わったし、こういうことをしていきたいと思った気持ちをもったことを尊敬するよ、がんばって」

って、、、さすがはダーリン♪　ありがとう。　ウルウル～この言葉にどんなに救われたことか～。


最後に私からの質問「で、今日の私の話、ひとつでもタメになることあった？」

「そりゃ、あったさ～」と皆口々に。
その一言が聞けて、安堵したんだけど・・・家族の皆様、辛口批判有難く頂戴致します。お蔭様で私の中でひとつリベンジを遂げた記念の日になりました。ご協力ありがとうございました。

この日は私にとって小さなリベンジだったけど、人生の中でとても意味のあるなんていうか苦手なことに一歩踏み出したというかそんな大事な日だった。