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みみの闘病生活

2018年11月28日
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カテゴリ:みみの闘病生活
1番心にも目にもに焼き付いている、みみの最後の日のことを、少しでも鮮明なうちに…。

10月1日に胃癌の診断を受けたみみは、余命1ヶ月と宣告されました。

それからの経緯は私はすごく苦しくて、でもみみは一生懸命生きたので、少しずつ綴っていくつもり。


みみの為にと、嫌がる強制(愛情)給仕や、投薬、自宅での皮下点滴、お灸…。

いろんなことをしすぎて、すっかり警戒されて、ストレスを与えてしまって、正しいのか間違っているのか、いったい私はどこへ向かっているのか、出口がまったく見えなかった日々。

11月27日の朝、私はみみの顔を見て、「もう、何も無理やりするべきではない」と悟った。

みみが自分から水を飲みたそうなそぶりを見せたり、トイレに行きたいけど歩けない様子をみせたとき、お手伝いをしよう。

そう思った。

1日、仕事を休む連絡を入れた。


朝8時過ぎ頃、みみはよろけながら歩いて、コタツに入りたそうにこっちに来たので、中に招き入れた。

元気なときは、普通にコタツの電源を入れてやると、中でゴロゴロといつまでも転げまわって寝ていたものだけど、今はコタツの電源は入れずに、湯たんぽを置いてほんのり暖か。

今のみみたん仕様の温度。

体調が悪くなってからは、ストーブ前などのあまり暖かい場所を好まなくなったみみたん。

湯たんぽコタツでも、調子が悪い時は入ってもすぐ出てきてしまう。

それが、その日は、入ってから何時間経っても出てこない。

もうすぐお昼。

私の嫌な予感は外れたのかな?段々、調子が上がってきたのかな?

何度コタツフトンをめくってのぞいても、寝返りは打っているけど、手足を伸ばして眠っているように見える。

まだ、イチかバチか、やってあげられることがあるのだろうか…。

迷いが生じた。

コタツに手を入れて、みみを探ると、すぐそばに足があって、なでなでしたら軽くキックされた。

カギシッポをつかんで、カギの部分を私の人差し指に絡めて指切りげんまんみたいにニギニギしていたら、みみの体温が伝わってきた。

しばらくの間、私とみみは、カギシッポと人差し指を通して一心同体だった。

闘病生活が始まってから、久々に感じた穏やかな時の流れ。


そのまま、午前中ずっと、みみはコタツから出てこず。

私もお昼を食べず、ただ、みみのぬくもりだけを感じて過ごした。

午後になり、みみの様子をはっきりと確認しようと、コタツフトンを大きくめくった。


みみの呼吸がとても荒い。

目は、こちらを見ているようで、何も見ていない。

やっぱり今日がその日なのだと、はっきりと悟った。

私はコタツフトンをめくったまま、みみと同じ向きに横になって、みみのことをサポートしながら最後まで見届ける準備をした。

みみの邪魔にならないようにオテテを少しだけ握りながら、みみがどれだけ可愛くてどれだけみみに救われてきたか、お話した。

イイコでイイコで可愛くてお利口さんで、大事で大事で、宝物で。

新潟で出会って仙台に行って、盛岡に行って、福島のいわき市で震災にあって、仙台に戻って、そして札幌に、今、いるんだよ。

たくさん冒険したね。

みみがいたから乗り越えられたんだよ。


みみが、急に「ああああ」と小さな声をあげて、目の焦点が私と合った。

失禁した。

やっちゃった…みたいな可愛い顔をしたので、「いいんだよ、間違ってないよ。自然とそうなるんだよ。大丈夫。オシリが冷たくなっちゃうから、拭いてあげるね。」と、拭いた後に、オシリにふかふかタオルをあてた。

荒い呼吸が続いているけど、長引くかも知れない。

そうしたら、夜に向けて、場所をもっと落ち着けるところに移動してあげたほうがいいかも…。

そんなことを考えながら目を離して、そしてまたみみを見ると…。

私の迷いを感じ取ったかのように、さっきまでより心拍数が明らかにユックリになっていた。

3時40分過ぎのこと。

また、目の焦点が私と合って、口から、最後に胃に残っていたほんのわずかな液体がゴブゴブっとあふれてきた。

「苦しいね、大丈夫だよ、全部拭いてあげるよ。」

お口を綺麗に拭いている間、目は私を確かに見ていたと思う。

そして

大きく息を吸おうとあがいて口を開けて…ガクッと力が抜けて…

「みみくん、頑張ったね、えらいね、すごく頑張ったね、もう楽なったね」

泣きながら引き寄せて声をかけたら、また大きく息を吸って…ガクッと力が抜けて…

「みみくん、ごめんね!勘違いしちゃった。よく頑張ったね、えらい子だね」

大泣きしながら声をかけたら、また大きく息を吸って、ガクッと力が抜けて…

2度も私にフェイントをかまして、みみはみみの体から抜けていきました。


ピンクだった可愛い唇が、桜餅色の可愛い肉球が、…サーっと血の気が一気になくなって真っ白になりました。

私を見ていた瞳が、ブワーっと広がって、目は開いているけど、もう何も映っていませんでした。

命を燃やし尽くしたみみの、見事な最期でした。


頑張ったからナデナデしろニャ

いつまででも!

(亡くなる3週間ほど前の様子です)






Last updated  2018年12月01日 08時46分44秒
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