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テーマ:小学生ママの日記(28710)
カテゴリ:英語教育-1
昨日の続き…
Fちゃんは、1年生の時にKが英語を習い始めるときいて、 お母さんに自分も英語を習いたいと言ったが 「英語はまだ早い」と言われ、ピアノと習字を習い始めた。 ところが学年が上がるに従って、 英語を習い始める子が増えたのと、 宿題が大変と言っていたKが、英検に合格したことで、 大変だけど、がんばればできるようになるから楽しい。と言い出したので 自分も英語を習いたいと強く思うようになった。 そこで、Kに自分も私の教室に入れないか、と相談した。 私の教室が1年生の5月までしか、英語学習未経験の小学生を 受け入れていないことを知らないKは、 宿題が大変だけど、がんばるなら先生にきいてみてあげると約束。 自宅に帰ったKは、そのことを自分のお母さんに話した。 Kの話しをきいたお母さんは、子供どうしで決められることではないと Fちゃんのお母さんがそのことを知っているのか Fちゃんのお母さんに確認の電話を入れた。 Fちゃんのお母さんは、低学年から大手の英語教室で英語を習っていた 知り合いの子が、中学で英語の成績がかんばしくないと聞き、 小学生で英語を学習しても意味がない、と考えていて Fちゃんに英語を習わすことを躊躇していた。 Kのお母さんは、Kの兄や姉が私の教室で学んで、 どのような成果がみられたか、 どのように変わったかをFちゃんのお母さんに話した。 その話をきいたFちゃんのお母さんは慌て、 Fちゃんに英語を習わせることを決めた。 「先生、Fちゃんをこの教室に入れてあげて。 ちゃんと宿題もやると言っているし。 Kも教えてあげるようにするから」 友達の役に立ちたいというKの気持ちと 長年英語を勉強したいという気持ちを持ちながら 親の無理解で、習得の好時期を逃してしまったFちゃんに なんとかいい形で英語を習得させたいと、 クラス枠をひねり出し、問い合わせの2名を加えて開講することに決めた。 開講から半年程たった先週、Fちゃんと外国人講師が話しているところを目にした。 講師の報告だとFちゃんは、Kのクラスに入って一緒に勉強したいと 一生懸命宿題をやり、勉強していると言う。 しかし、それは、Kが怠けない限り、 彼女がどんなに一生懸命勉強しようと実現することはない。 外国人講師の話を理解しようと、眉を寄せて聞き、 とまどいながらも懸命に答えている姿を見て、 彼女が1年生から英語を学習していれば、 きっとKと同じくらいできるようになった可能性が高いと、わかるだけに がんばる機会を与えて貰えなかった彼女が 可哀想でならなかった。 英語だけではなく 習得の開始に適した時期がある習い事は多い。 金銭的な事情があるなら仕方がないが、 子供が習いたい、と言い出したことを 時期尚早と頭ごなしに決めつけずに、 ネットや本で専門家の意見そして多くの知人の意見を聞いて 無理解から子供の可能性を潰さないように 結論を出して欲しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月14日 07時59分05秒
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