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カテゴリ:英語教育-1
一昨日のブログのコメントにも書いたが、
継続は力なり、と言うなら、 指導する者として継続したくなるレッスン、教室であるべき。 継続しなければ学習者本人が成果を感じられない早期英語学習を 指導する者として肝に銘じて取り組まなければならないことだ。 私の教室で指導助手や教務補助として 1年生から高校卒業まで私の教室に通っていた大学院生と 3歳から同じく高校卒業まで通っていた大学生が、働いているが、 幼児から学んでいる小学生たちを見て 自分たちより遙かに習得レベルが高いと驚いている。 彼女たちより、小学生たちの方が学習能力が高いという訳ではなく 彼女たちには申し訳ないが、 先生も試行錯誤しながら、よりよい教え方をあみ出し、 そして、実際に指導することで腕をあげる。 仕事として具体的な指導方法を提供している教室があるので、 このブログで具体的な教え方を書くわけにはいかないが、 Phonix指導ひとつとっても2年生に導入するのと 3年生に導入するのとでは、 使用する教材やプリントは同じでも 集中力や興味が異なるので、 語りかける言葉や進め方は、全く異なる。 今、私が2年生に行っている教え方は、 何百回とphonix指導を行っていくうちに だんだんと磨かれていったもので 定着レベルも数年前と比べると格段に上がった。 幸いな事に、私の教室は、親御さんの理解もあり、 95%以上の生徒が進学、進級に関係なく継続してくれるので、 考えた指導方法を実践する機会に恵まれ、 数年後にその指導方法が有効かどうかを見極めることができる。 私も最初は幼児から教室で英語を指導する意義を見いだしていなかった。 ところが、3歳から私の教室に通い始めた生徒が 高校生になった時、外国人講師に高校生のクラス分けをするように指示した時に 何の情報も与えていないのにも係わらず、 彼女が上位クラスのメンバーとして選んだのは、 小学生から習い始めた理解力のある生徒たちではなく 幼児から英語を習い始めた生徒たちだった。 この時から、私は幼児から英語学習を開始した生徒たちが 身につけている運用力に着目し始めた。 そして指導していくうちに、幼児から英語を学習し始めた中学生以上の生徒達が、 学校や私の教室で学習する文法事項を4技能で運用できることに気がついた。 ナチュラルアプローチ法の5つの仮説の一つである 自然形態素習得順序仮説 自然な状況の中で言語の学習が行われる場合は、 母国語と外国語の区別なく文法形態素は予測可能な順序で習得される。 が私の中で立証されたのだ。 現在大学4年生で某私立大学の法学部に通う卒業生は、 小学校1年生から私の教室に通い始め 高校2年の時に大学受験準備の為に有名予備校に通い始めた。 その予備校は単科受講ができなかった為、 英語の授業も受講することになったのだが、 まじめにコツコツと語彙を覚える生徒に比べて 語彙力が乏しいその生徒が、模試やTOEICでクラスで上位の成績を取るので いったいどういう勉強をしてきたのだ?と講師に尋ねられたという。 予備校の講師が驚くほど、 中学から英語学習を始めた他の生徒たちと異なった英語力を 幼児や小学校低学年から英語学習を始めた子供たちは秘めている。 その秘めたる力を引き出し、有効に活用させてあげることが 私たち早期英語学習を指導する者の務めだと考えている。 私の教室の親御さんは、中学で教鞭を取っている方、 大学で英語を教えている方、英語を使って仕事をしている英語に堪能な方が多い。 自身が英語に堪能なのに、何故、自分の子供達を私の教室に通わせるのか。 もちろん自分の子供に教える難しさを知っているという理由もあるが、 早期英語教育によって英語を習得した生徒に合った教え方があり 幼児からの英語学習で習得した英語力を活かす指導は、 実際に幼児から生徒を指導し、その力の優れた点、劣っている点を 知っている者にしかできない。 その事を知っているから、月謝を支払って習わせ続けるのだと思う。 今、私は、幼児や1年生から私の教室に通い始め 多聴の為の暗誦プログラムに取り組んでいる 4年生、5年生に文法シラバスで指導しているが、 (中学生への教え方とは全く異なる) 規則的な考えをインプットし理解すると すぐにそれを4技能で運用し始める。 レッスンの度に幼児から英語学習を始めて身につけた英語力の 底知れない吸収力に驚かされている。 その可能性は、計り知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月24日 09時02分35秒
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