夢先生の玉手箱-annex

2008/10/29(水)12:39

中学英語との折り合いのつけ方

教材紹介ブログの夢先生の玉手箱-study 更新しました。 今回は、単語レベルからセンテンスレベルへと 読む力を上げるリーディング教材を紹介しています。 中学2年生になって、元気がないAちゃん 意欲的に学ぶ姿勢が消えてしまっていて 私の担当ではないが、とても気になっていた。 昨夜、月謝を支払いにお母さんがいらしたので 学校での様子を尋ねてみると レベル別に学習する英語クラスが トップから2番目に落ちたという。 担当講師をがっかりさせたくなかったのだろう 担当講師も彼女からこの事実を 知らされていなかった。 Aちゃんは、昨年準2級に合格しているのだが、 英検に合格しても、学校のテストの成績が 基準点である75点前後では、もっとちゃんと 英語を勉強しなおさなければダメという 学校の英語の先生の発言があったと言う。 彼女が通っている学校は、幼稚園から高校まであり、 小学校では英語の授業があるが、外国人の発音中心のレッスンで 中学での学習段階に沿って英検を受けさせている。 大学受験を優位に進める為の暗記中心の英語の授業を行っているので、 彼女の中学の英語の先生が早期英語教育の習得について理解がないのも 仕方がないのだが、不用意な発言でAちゃんを傷つけたのも事実だ。 もちろん、くり返し練習することが不足している為に ケアレスミスが多いというAちゃんの勉強にも問題はある。 私の教室では、スムーズに文法主体、暗記主体の 中学英語を受け入れられ、4技能での習得をはかれるように、 文法の下地を作っておく内容を5、6年生から レッスンに入れている。 しかし、中学受験をした彼女は、 6年生の殆どを休会していた為に そのレッスンを受けることができなかった。 一方で4技能の習得という形で 早期英語教育に力を入れている小学校を併設する 私立中学校に通っているSちゃんは、 めきめきと力を付けている。 Sちゃんがこの学校に入学する際 学校側から今まで学習してきた内容の詳細を書面で提出する という要請があった。 このように一口に小学校を併設している私立中学でも 中学の英語の先生の早期英語に対する理解には差がある。 公立の中学で指導している先生方が 早期英語教育に対して理解をしているとは考えにくい。 「いくら英語を勉強してきたと言っても  これから学ぶ英語には関係がない」と切り捨てるのではなく 英語の先生たちの早期英語学習者の習得に対する理解が 深まってくれることを望んでいる。

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