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夢先生の玉手箱-annex

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カテゴリ:子供の気持ち
来月からスタートする実教室の三つの新しいプログラムの1つは
学童へ行きたがらない生徒達の受け皿としての側面を持っている。

学童に行っている生徒は実教室では、少数にもかかわらず
以前からなのだが、どうしたわけか
学童に馴染めないと1年ほどで辞めてしまう生徒が
ほとんどで
シングルマザーで働かなくてはならないお母さんにとっては
死活問題である。
実教室にも学童に行きたくないと不登校になり
やむおえず実家の近くに転居、
転校したケースさえある。

親の価値観の多様化にともなって
子どもの育ち方も多様化しているので
「お預かり」の学童より
先生の目がいきとどいているはずの学校ですら
いろいろと問題が起きているのだから
学童が子どもによっては厳しい環境になってしまうのも
想像に易い。

また、小1プロブレムのように
集団的規律を確立できない子が増加していることは
学童にも影響を与えているだろう。


子ども格差

「少子化」によって一人っ子が増え、
兄弟という集団の係わりがなくなってきています。
また「地域のコミュニティの崩壊」によって、
親たちの子育ても孤立化しています。


著者の尾木氏は、この小1プロブレムの解決法として

今の社会の問題点を見つめ直し、
子どもたちの成長によって、
健全な社会になるように変えていく努力が必要です。
小1だけでも25人くらいの少人数学級にしたり、
担任を複数配置したり、
親たちも学校にクレームをつけるだけではなく
「応援し隊」など、協力し合うことも大切です。
何よりも、子育てと教育のパートナーとして
親と教師が手を携えることが重要だと思います。


さまざまな価値観の親がいて
直接親同士が手を携えることは難しくても
先生を媒介にして手を携えることは
できるのではないだろうか?

以下、次回につづく





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最終更新日  2010年02月15日 19時22分20秒
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