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カテゴリ:結婚の準備
2005年2月、この日初めて両家が集まり話し合いをすることになりました。
場所はうちの実家です。 さて何の話し合いかというと、 結納を行うかどうか、私の立場はどうなるか これです。 まずは双方の意見は簡単にこうでした。 【彼の両親】 ・本家だし結納をちゃんとしたいし、結納金も交わしたい ・長男長女ということも理解しているから、立場は平等で良い 【うちの両親】 ・結納ではなく「婚約パーティー」としてやりたい。 ・結納金はいらない。 結納金をいただく=結局は嫁にやったという事になりかねない ・娘を嫁にやるという意識はない 実際はもっと柔らかい表現で言ってましたが、単刀直入に言えばこういうことでした。 意見が平行線のまま気まずいムードが流れ、まさに一発触発状態。 普通の会話なはずなのに、両家が臨戦モードな感じでした。 ・・・・・・ 彼の母「式場が名古屋だったのでこちらで申込をしておきましたが、 一応、結婚式の形式としては『嫁入り』ということにしておきました」 私の母「え!!」 私 「おかあさん、披露宴の形だから・・披露宴の。婿入りだったら また形がかわるでしょ」 私の母「あ・・そういうことなの、『嫁入り』なんておっしゃったから 驚いたわ!」 うちの母親は特にこの「嫁」という言葉に敏感でした。 そもそも母親は父の家に嫁入りしたのですが、いざという時でも結局父親の家をたてなくてはならず、色々不便な思いをしたそうです。 私は長女であるし、将来そういった事で苦労してほしくないから・・・という気持ちが強かったので母親はしきりに「嫁入りではない、平等だ」と遠まわしに主張していました。 そんな母を見ると私もそれだけ大事にされているのだと、今までと全く違う視点から親の愛を感じるように・・。なので初めは母をなだめていたのですが、私のために必死になってくれる彼女を止められなくなりました。 止めちゃいけないように思いました・・。 結局はうちの親が一歩も引かなかったので、彼の両親に我慢していただいた形となりました。彼のご両親にも納得していただいて、今でも本当に感謝してます。 あのまま平行線のまま続いていたら・・・この縁談はなかったかもしれない。 それくらい、これまでの中で一番崖っぷち・・いや綱渡り状態でした。 教訓:物事こだわりの強い方に合わせる事になる。 結納の話に子供は首を突っ込むな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.21 22:59:45
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