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無衣のRS冒険記録♪♪♪

子守唄―弟

クーヤ「このあたりからは何が起こるかわからん、注意しろ」
と言いながら森の仲を進む一同。
突然ヒトの悲鳴が聞こえる。そのとたん、走り出すカヤ。
クーヤ「待てカヤ!お前たちはここで待っていろ」
といいカヤの後を追うクーヤ。
村人「ひぃ~~~」
兵士「久々の獲物だ~」
カヤのほうに向かって走ってくる。
カヤ「・・・・」
クーヤが追いつく。
クーヤ「カヤ!」
兵士「あ?なんだぁテメェ等」
村人「た・・・たすけ・・助けてください」
カヤに助けを求める村人。
兵士「おいみろよこいつはぐれだぜ」
カヤは兵士にはかまわないで村人に微笑みかける。
カヤ「お行きなさいな」
走り去る村人。
兵士「どうしたぁ?逃げないのか?」
クーヤ(知らないと言うことは・・・罪なことだ・・・自分たちがだれに・・何を言っているのか。)
兵士に話しかけるカヤ
カヤ「聞いてもよろしい?」
兵士「ガハハハハ、よろしいかしらだとよ」
下品に笑う兵士たち。
カヤ「その血糊、何人殺しまして?」
兵士「さぁな、逃げ出すやつらを片付けるのにいちいち数えてると思うか?」
兵士「まったく、女子供ばかりではりがいがなかったぜ。」
カヤ「・・・・・」
兵士「ハハハ・・・・あ?」
突然鮮血が飛び散る。
そのまま何が起きたのかわからない、表情で真っ二つになる兵士。
ほかの兵士はぽかんと口をあけていたがやがてカヤを取り囲む。
兵士「貴様っ!」
カヤ「あるじ様・・・目をつぶって・・・」
クーヤ「どういう意味だ・・・ッ!?」
突然の殺気。周囲の空気がこうりつく。
次の瞬間・・・・
カヤ「あああああああッ!!」
大気は震え、あたりに木霊すカヤの声。
そして、その後始まったのは戦いではない。それは・・・虐殺・・・そう・・・一方的な。
首や胴体がまるで玩具の様に回転しながら宙を飛ぶ。
体があらぬ方向に折れ曲がるもの。
つぶされるもの。
首をねじられるもの。
叩きつけられ肉片となるもの。
最悪なのはやっとの思い出逃げ出したもの。
いしつぶてに体を蜂の巣にされるもの。
それはほかの者とは違い苦しみながらの死。
そして・・・・後には動かなくなったものが転がっていた。
カヤはそれをなめるように見つめる。
そして・・・・
兵士「た・・・・たすけ・・」
カヤ「そういって助けて上げた人がいまして?」
兵士「い・・いるっ!」
カヤ「それなら行ってもいいですわ」
兵士「ヒッ!」
カヤ「どうしまして?行ってもよろしくてよ。」
カヤ「もしも・・・本当なら見逃してくれますわ」
そして周囲の影から現れる人々。
カヤ「あら?にげませんの?」
兵士「た・・・たすけ・・・」
カヤ「それとも嘘ですの?」
そして逃げ出す兵士。
そして・・・悲鳴・・・・

やがて、周囲を囲んでいた男たちが姿を現す。
クーヤ(そうか・・こいつらが例の反軍の・・・)
そして一人の男が前に出る。
その後ろにいるのは先ほど兵士に追われていた少女。
こちらをみてペコペコと何度も頭を下げる。
男「これをやったのは貴様らか。たった二人で・・・何者だ」
男の射るような視線。
その視線から逃れるようにクーヤの背に隠れるカヤ。
男「答えろ」
クーヤ「我々はただのたびのものですよ。貴方様は?」
男「ッフ・・・まぁいい俺の名はサムテイ。反軍を率いるものだ。」
クーヤ(カヤに似た面影。同じ一族だが・・・それでかではないな・・・)
サムテイ「旅のものと行ったが何故こんな所にいる。ここでおきていることシ知らないとはいわせんぞ。何が目的だ。」
クーヤ「我々は戦を生業としていましてこの腕を買ってもらおうかと。どうです?」
サムテイ「腕は確かのようだが必要ないものだ。」
クーヤ「あなた方旗色が悪いのでは?」
サムテイ「む・・・・」
クーヤ「ほかにも術師や一流の剣士など用意しております。いかがです?」
黙り込むサムテイ。
サムテイ「・・・・・だがこれは我々の戦い気様らの出る幕ではない。行くぞ!」
といいさって行くサムテイ。
クーヤはカヤに話しかける。
クーヤ「おまえの弟はお礼も言わずに去って行ったぞ?」
カヤ「・・・・」
クーヤ「否定しないか。まぁいい。詮索する気はない。これからどうする?」
横か男がやってきてカヤに深々と土下座した。
カヤ「お久しぶりですわねカマ」
そしてその男は涙を見せる。
カマ「やはり、カヤ様でしたかおひさしゅうおひさしゅうございます!」
カヤ「約束を守ってくれましたのね。あの子をあそこまで・・・感謝いたしますわ」
カマ「もったいないお言葉、ありがとうございます貴方様さえいらっしゃればおそるるにたりません。サムテイ様にご報告を!」
その言葉に首を振るカヤ。
カヤ「今の私はただ一人の男のために存在するカヤと言う女。もう貴方の知っているカヤはいませんわ。」
カマ「そんな・・・・」
兵士「カマ大変だサムテイ様が進撃するとみんなを!」
カマ「追うぞなんとしてもおとめせねば。」
カヤ「・・・・」
歩き出すカヤ
カマ「何処へ?」
カヤ「散歩ですわ。あるじ様散歩に行くのでしたら私もお供しますわ。」
そういいながらクーヤを引きずるようにして歩き出す。
クーヤ(やれやれすなおじゃないというのか・・・)

サムテイ「ぬっ!待ち伏せだと!何故ここが。いいだろうならば叩きつぶすまでだ。行くぞついてこい!ぬ?」
逃げ出す反乱軍兵士。
サムテイ「まてどこへ行くか!」
兵士「ここはいったん撤退を!」
サムテイ「退かぬ!敵に向ける背などない!」
兵士「くるぞ~!」
敵の背後から忍び寄るカヤたちの姿があった。
そして始まる戦闘。しかし背後をつかれほとんど決着は短時間でついてしまった。

ツバメ「何とか間に合ったようですね。ご無事ですか?」
サムテイ「余計な真似をしてくれたな」
ツバメ「な・・・無礼な!それがすくわれたものの言うことばか?」
サムテイ「礼はいっておく。だが俺は助けなど必要ないといったはずだ。」
ツバメ「まだそんなことを申すつもりか!」
サムテイ「死なん!現に俺はこうして生きている。死んだのなら所詮ソコまでの男ということだ」
ツバメ「ク・・・」
カヤ「・・・・・」
サムテイ「ガッ―!!!」
突然吹き飛び地をころがる。
カヤ「あらごめんなさい。手が滑りましたわ。」
サムテイ「貴様!!」
カヤ「小さな男・・・・当然の報いですわ。」
サムテイ「なに?」
カヤ「貴方一度でも弱いものの立場でかんがえたことありまして?なぜ貴方より弱いものが盾となって死んだか考えたことありまして?」
サムテイ「弱いものの立場など考えなければならない!」
カヤ「その強さに傲慢で弱いものの立場を知ろうとしなかった一族。そして、だからこそ滅んだ・・・」
サムテイ「貴様になにがわかる!」
カヤ「少なくとも、貴方よりは、しってますわね」
サムテイ「おのれ!」
カヤ「どうやら口で言ってもわからないようですわね。でしたら、体に教えて上げますわ。貴方の一族がどういうものか。そして弱いものの気持ちを・・・」
サムテイ「面白い。この私と戦おうと言うのか。」
カヤ「戦う?ふふっ」
笑うカヤ。
サムテイ「何がおかしい。」
カヤ「あなた自分がもてあそばれる事を、戦うといいますの?」
サムテイ「・・・・・覚悟はできていような!」
カヤ「・・・・・」
サムテイ「どうした何故構えない。」
カヤ「避けなさい。」
サムテイ「・・・・・!?」
次の瞬間地響きとともにサムテイが吹き飛ばされる。
カヤ「ほんとに知らないのですのね。一族に構えなどありませんのに」
サムテイ「ぅ・・ぁぅ・・・」
カヤ「教えて上げますわ。自分が以下にちっぽけな存在かということを」



サムテイ「ぅ・・・・ぅ・・・・」
少女「サム様!」
先ほど助けた少女がやってくる。
少女「しっかりしてください!大丈夫ですか。」
カヤ「安心なさい、気絶しただけですわ。」
アイラ「うわ~ボコボコ・・・」
カマ「申し訳ありません。私がサムテイ様に半端な体術を教えたばっかりに。」
カヤ「そうしなければ幼かったこの子は生き延びられなかった。感謝していますわ」
と微笑むカヤ。
カマ「もったいなきお言葉を・・・・」
クーヤ「で・・・これからどうする?」
カマ「カ!いや・・・どなたか存じ上げませんがそのお力を見込んでお願い申し上げます。どうか!私どもにお力をお貸しください!」
即答だった。
カヤ「お断りしますわ。」
カマ「そ・・・そうで・・ありますか」
カヤ「それを決めるのは私たちのあるじである、このお方ですもの。ふぅ、でもあるじ様はお節介で人情にお厚いお方。願いを断るような野暮な男で輪ありませんもの。またこんな安い仕事を引き受けるのですわね。」
とクーヤに言う。
カマ「で、では・・・・」
カヤ「そうですわよね?
クーヤ「やれやれ、そういうことにしておこうか。」




兵士「ご報告申し上げます」
スオン「必要ないわ」
そう彼は反乱軍の敵。そして苦しめている張本人。
スオン「貴方ごときの知らせが私が知らないとでも?そして貴方が逃げてきたことも・・・」
兵士「おゆるしっ!」
と兵士の首が飛ぶ・・・・
スオン「片付けなさい」
「ハッ!」
スオン「帰ってきた。私の元に返ってきたのねカヤ・・・・長かった・・・そう・・あの戦いも、全てはこのために・・・・フフ・・・」
そして不気味に笑う。









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