012446 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

無衣

無衣

Calendar

Favorite Blog

☆macoの日記☆ ~Red… ☆maco☆さん
今日の風 明日の風 ちぃ&ちぃさん
THE ハルBlog ハルナ7919さん
きゅーるのひとりごと きゅーる2121さん
戦場駆けてます・・… AKIRA088さん

Comments

 メク@ 復活 したとの話を聞いたが。。。
 メク@ Re[1]:(*`◇´*)/(06/04) そう言わず、戻っておいでよ~ いつで…
 無衣@ Re:(*`◇´*)/(06/04) あらだれかとおもえば・・・・ えっとぉ…
 メク@ (*`◇´*)/ 元気してるかな~? たまには、顔見せぐ…
 祷姫神@ >>引退 美春ちゃんおれに挨拶無いよ!!! 美春…

Freepage List

2007.04.30
XML

カテゴリ:カテゴリ未分類
ピチャン・・・ピチャン・・・
明日香「―ッ!?ここは・・・なんで私・・・たしかに幸人に・・・」
そうあの時確かに明日香は幸人に殺されたはずだった・・・
明日香「また・・・もうこれで何回目なのだろう・・・」
またここから始まるのであった。もう何度も何度も自分の記憶がもどって空の世界を終わらないメビウスの輪のように・・・何回も・・・何十回も繰り返していた。
周りを見渡すと、やはり石の壁で囲まれている部屋・・・そして古びた木のドアがひとつ・・・うすぐらくじめじめした空気の部屋。
明日香「い・・・いつまで・・・こんなことを繰り返せば・・・」
・・・・・。
明日香「でも・・・許してもらえなかったけど・・・ちゃんと・・・ごめんなさいって言えた・・・」
そして明日香は歩き出した・・・・。
ギィギギィ~っと木の扉を開ける。
そう何度も何度もこの扉を開けていた・・・
そしてまた明日香は暗い道を歩き始めた。
幸人「どこだよっ!!!まだ俺は許していない!!!許そうと思ったよ!!!・・・ッゥ・・」
幸人は泣きながら明日香を探した・・・
幸人「たのむよ・・・せっかく・・・俺にはまだ・・明日香お前に話したいことがいっぱいあるんだよ・・だから・・・俺を一人にしないでくれよっ!!」
星空の下その声は虚しく木霊すのだった・・・。

もう、どれくらい歩いただろうか・・・同じ道のはずなのに・・・何度も何度も迷う・・・
知らない扉があった・・・鉄製の扉だった・・・明日香はドアノブに手をかけたが・・・・
やはり未知と言うものは恐怖・・・明日香は迷っていた・・・本当にあけていいのか・・
このままでは今までと同じだとおもいおもいきって開けてみた。
その部屋は薄暗かった・・・。
部屋の中に歩き出す・・・一歩一歩・・・
どすっと・・・足に何か当たるものがあった・・・
暗くて良く見えなかったが・・・そのこえは聞こえた・・・
???「あたらしい      。」
???「かわいらしい     。」
―ッ!?確かに聞こえた・・・何かいる・・・
明日香「だれっ!だれかいるのっ!?答えてっ!」
おのとき後ろでドーーーッン!!!と扉が閉まる音が聞こえた・・・
明日香「―ッ!」
明日香は走り出した。
明日香「あけてっ!あけてよっ!」
ドンドンガチャガチャっと扉を開けようとしたがあく気配はない。
その間も知らない声は近づいてくる・・・しかも複数・・・
そのときぼっと部屋のたいまつがいっせいについた。
いきなり明るくなる部屋。
そして明日香は見てしまったのだ・・・迫ってくるものの顔を・・・そう・・・自分の顔だということに気づく・・・
辺りを見回す、そこらじゅうに自分が倒れていた。
自分?が近づくにつれてその声もはっきりしてきた。
???「あたらしいエモノだ」
???「かわいらしいえものだ」
明日香「―ッ!」
明日香「あけてあけてっ!」
ドンドン!!!もう手から鮮血が滴り落ちていた。
もうだめだ、私もあんなふうになっちゃうんだ・・・
そのとき・・・突風が吹いた。その風に乗って声が聞こえた
「こっち・・・こっちよ・・・」
ガチャッと扉が開いたのだ。一気に声のするほうへかけだす明日香。
声のほうにはしると・・・光が見えた・・・
明日香「出口?」
その光に向かって走り続けた。
そして・・・・
パァ~ッと明るくなる・・・視界に飛び込んできたのは、どこかの宮殿をおもわせる建物のろうかだった。。
少し先のほうに大きな扉があった。
その扉に向かって歩く明日香・・・
ギィ~っと扉をあける明日香。
そこは雲の上にいるかのようだった。
そして後ろから声がした・・・
???「おねぇちゃん」
明日香「―ッ!?」
おどろいて明日香は振り返る。そこには幼い少女がいた。真っ白いワンピースを着た赤い目の・・・少女。そう明日香に似たていた・・・しかしまったくの別人。明日香はこの少女を知っていた。そう幸人の妹明日香であった。アルバムで見た少女だった。
???「おねぇちゃん。ありがとう。お兄ちゃんに私のことを思い出させてくれて。」
明日香「わ・・・私は・・・」
???「ん~んもういいの・・・ありがとう」
そう言うと少女は明日香に抱きついた・・・明日香はそのこをぎゅっと抱きしめた・・・
そうしてどれくらいの時間がたっただろう。
気づくと自分の背中には翼があった。とても大きく美しい翼。
???「さぁ、それであなたの好きな世界へ。お兄ちゃんのいた世界へ。」
明日香「それならあなたも一緒にッ!」
???「ん~ん私は戻れない。」
そのとき風が吹いた。明日香を元の世界に戻すための風が。ザァ~と。
そして明日香は目を覚ました。
そこはあの公園。どこからともなく幸人の声が聞こえる。
明日香「夢?」
そのとき空から白いものが落ちてきた。そう白くて美しい羽が。
END






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.04.30 21:14:54
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.