アプサラのつぶやき

11月15日。8:30。ディズニーキャラクターの描かれている
シャトルバスに乗り込んで一路香港ディズニーへ。

このバスは巡回バスである。

香港ディズニーランド→香港ディズニー
ランドホテル→ディズニーハリウッドホテル
→インスピレーション･レイク→香港ディズニーランド
1周まわっても15分かからいくらいあっという間に
ついてしまう。10分間おきにでているので、
つぎに乗り遅れても大丈夫。
といっても、香港ディズニーランドのバス乗り場から
ゲートまで、5分くらい歩くことになり、
エントランスを真ん中にすると、バス乗降所の反対に位置する
香港ディズニーランドホテルに泊まっているのだったら、
気分的に歩いた方が時間のロスを感じずにすむ気がする。
実際に私たちも、香港ディズニーランドに行く時は
そうしていた。

バスから降りるとほとんど人の姿がない。
いくら10:00OPENといっても少なすぎでは？
と思って歩いていったら、
ディズニーランド・リゾートラインの駅が見え
人が降りてきた。さらに進むとエントランスの
前に噴水が。クジラがミッキーを噴出している。
右を見るととうとうエントランスが。
チケット売り場には人が並んでいた。
それでも、100人くらい。
開園1時間前でもこんなに人がいない！
これには、驚いた。
たしかに天気は霧雨で良くない。
火曜日の平日だし。
に、してもこれでいいのか。
と密かに心配してしまった。

その上、私たちがオフィシャルホテル特典で
パーク内のキャラクターグリーティングの朝食が
できるPLAZA INを9:15に予約していた。
これは、9:00にパークインできるという
水戸黄門の印籠みたいなものである。
チケットは前日に購入していたので、
チケット売り場を横切り、エントランスの
左側に、案内板があったので、その前に
立っていた。
他にも2組くらい、中国人らしい人が
行ったり来たりしていたが、9:00になって
荷物検査を受けてパークに通されたのは

私と息子の2人だけ。

今までディズニーだけでなく、何処の場所へ
行って一番のり入ったり、人がいない
場所へ通されたのは、生まれて初めての
経験だった。

中に入っても、またゲートはしめられ、ぽつんと
私たちだけその場に取り残されてしまった。
あっけにとられながらも、
「さ、行こうか」と呆然とした気持ちから
喜びがひしひしと感じられて、笑いが自然に
こみ上げてきたのは言うまでも無い。

この瞬間を忘れずに、と誓って香港ディズニー鉄道の
下をくぐりぬけ、眠りの森の美女のお城のかわいらしい
サイズにちょっと驚きつつ、メインストリート,U.S.Aを
PLAZA INのある場所まで、息子と手をつないで歩いていった。

＞続く