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カテゴリ:カンボジア国内旅行
![]() プールで遊んでいたため、ホテルを出たのは16:00。 現地に着いたのは16:30だった。 濠の外側からの参道は、多くの人が行きかっていた。 カンボジア人、西洋人、東洋人、みな向かうところは一緒。 カンボジア人にとって、アンコールワットは一生に一度は 行きたいところ。敬虔な仏教徒にとっては巡礼と等しい。 でも、計画しても何かがあって、なかなか行く事が叶わないことが 多く、行ける人は幸運といわれている。 この日は、仏教の祝日だったので、この日にあわせて来た カンボジア人も多かったと思う。 外側の回廊をくぐると、アンコールワットが見えてきた。 中央祠堂が一番高くそびえたち、5つの塔を見るには すこし斜めから見るしかない。真ん中の参道だと3本しか 見えないようになっている。 もともと、参道の石階段をのぼると、足を置いた場所によって、 中央祠堂の塔が塔が3本に見えたり、2本に見えたりするように 計算されてつくられていると聞いた。 第2回廊にかかる階段は、一瞬全ての建物が 見えなくなるよう設計されており、次の一歩で塔が2本、3本と 見えるようになっているらしい。 現在は、修復のために、参道の石階段のところに木の階段が置かれて しまっているので、そういう風に見えなくなっていて残念。 濠のある西側正門から第一回廊をくぐりぬけると、 それまでの喧騒や空気がかわって感じられる。蟲やカエルの鳴き声と共に、 アンコールワットの厳かな雰囲気が感じられるのである。 それは、中央に近づくとますます感じられる。 人がどんなに多くても、全てをそこのもつ世界は昔と変わらないのではない気がした。
Last updated
February 23, 2006 01:01:45 PM
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