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カテゴリ:お話
真槍裕也Side 職員室についてドアを開けると中から怒鳴り声が聞こえた 声の方を見てみると、窓際に椅子に座った先生らしき人と、この学校のジャージを着た人が居た。多分、この人が怒られているんだろう。 「火峰(ひみね)!!何時も言っているだろう、制服着てこいって!!」 「え~嫌ですよ!!制服着るの」 「校則にも書いてあるだろう!!」 「良いじゃないですか。一応コレ、学校指定のジャージなんですし~」 「よくない!!」 「あらら、今回は捕まったんだぁ、ヒコ」 「おっは、しず。あははい~や、捕まったんだよねぇ。待ち伏せされて…」 「あらあら、御出生様」 「おっ!説教かぁ!!早めに切り上げてくれよ、お前のノート期待してんだからさっ!!」 「とし…また写す気か?自力でやれよ……」 職員室が1Fな為、登校中の生徒が職員室の横を通るたびに職員室の開いている窓から顔を突っ込みその人に声をかける。 「こら!!それは俺の居ないところで話せ!!」 いろいろな人がヒコと呼ばれる人と、なつちゃんと呼ばれる人に話しかけたり悪態ついたりしていた 「なつちゃん、あんまり怒ると血管切れちゃうよ?はい、深呼吸。深呼吸!」 「お前達が怒らしているんだろう!!」 顔から突っ込んでいた一人が僕の方を指差した。それに気が付いたその人は先生の前からいつの間にか僕の前にきてた。 「おっ!転校生?」 「あ……うん」 目の前に来たその人の美貌に時間一瞬忘れた。 「なつちゃん~!!転校生ドアで固まってる~。今、職員室にはなつちゃんしか居ないんだからさぁ、早く気付いてあげないと、転校生かわいそうだよ!!」 「あぁ、悪い。って、火峰逃げるな、成績下げるぞ!!」 「なつちゃん、横暴だ~~。そんなことでおこってると禿げるぞ」 後ろ向きに走りながら大声で『なつちゃん』と言われる人に叫んでいた。 「そうだぞ、なつちゃん。ヒコはあんな風に見えて成績はいいんだからさっ!!」 「ヒコが制服着ないのは今に始まったことじゃないんだからさ~」 「お前等な……。はぁ……で、真槍(まやり)だったな確か……」 「あ……あっています」 「もう少しここで待っていてくれ。他の先生はまだ部活の方に行っているから、空けるわけにはいかんからな!!」 「はあ……」 「紹介が遅れたな、俺は菜月。お前の担任だ」 「あっ!!真槍裕也です」 遠くの方で声が聞こえた 「火峰待て!!!また、制服着てこんで!!」 「なつちゃんに続き、こみやんもか!!」 「廊下は走るな!!」 「それは、こみやんが追いかけるからですよ!!」 「ヒコ~~ガンバ!!」 「ヒコくぅ~~ん、頑張って!!」 「ありがとうございます」 「こみやん~~ガンバ、今日こそ火峰を捕まえろ!火峰捕まれ~~。こみやんに賭けてるだからさぁ!!」 「酷いですよ、だったら捕まったら奢ってくれるんですか~?」 「こみやん、もう歳なんだから無理しちゃ駄目だよ~」 「もうすぐHRが始まるから教室に戻ってなさい。お前達も制服しっかり着ろ!!火峰は待ちなさい」 「じゃぁ、教室に帰らしてください……」 「またか……しっかし火峰は……」 「火峰って、さっきの……」 ふふふふふ…ここまでではないよ…ただ…長いんだよ…長いとね… …はい、嘘つきました…書くことが無いのですよ… だから何回か分けさせてください!!!! 書けてないのよ…書けないのよ…だから… でも、一応分けてはある訳ですよ←どんな言葉だ… 設定は一応決めてはあるんですけど‥ね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.02 21:40:54
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