|
カテゴリ:カテゴリ未分類
祖父の入院先にお見舞いに行った。祖父は明治生まれのいわゆる頑固親父だ。娘である母が付き添っている。寝たきり状態で、口からは水を取ることもできない。唇が荒れているので、母はドクターの許可を得て、リップクリームを買ってきた。
白色のリップクリームを祖父の口の周りにたっぷり塗った。 母「そういえば、ほんのりピンクとか書いてあったけど、透明だねえ。」 私「えっ?空き箱見せてよ。・・・・。やっぱりピンクって書いてあるじゃん。まずいんじゃない。」 もう一度、ふりかえって、祖父をみると、口の周りが見る見る桜色に!!ついには、赤く染まり、オバQ状態・・・。 意識朦朧とした祖父を前に不謹慎にも大笑いしてしまった。明治男の頑固親父も形無しだ。意識がなくてよかった。じいちゃん、こんな自分の姿を知ったら、ショックで昇天してしまうところだ。ティッシュで拭いたけど完全にはおちなかった。妙に顔色が紅潮していると思われたらまずいので、看護婦さんには一応報告。 おじいちゃん、ごめんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 14, 2005 09:45:38 PM
コメント(0) | コメントを書く |