水上陽平の独善世界
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講義で幾つか染みた事がある。 天河神社の象徴として五十鈴(いすず)がある。 神話の神代鈴と同じモノといわれている。 その神器を振ることに魅せられた人がいた。 あまりに見事な鈴振りに講義をお願いしたのだ。
髭顔の原氏は臨時講師を快く引き受けて下さった。 「あれは振っているのではなく、振らされているのです」 振る、より、震るに近いのかもしれない。 震えてしまうようだ。 そして、その波動は全身に波及するようだ。
「つい、腰も振ってしまいます」 「顔はにやけてしまいます」 この神器は、嬉しい、楽(愉)しい、気持ちいいモノなのだ。 身体が自然に振れる。 それは舞の元でもある。 楽器の元でもある。
神は楽しい場所に降りて来る。 こんな、当たり前が今まで判らなかったのだ。 神は嬉しい場所に降りて来る。 神は気持ちいい場所に降りて来る。
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iiki8
自前HP本館の雑記帳の紹介です。 本館にはコラムやエッセイもありますよ。 「氣の空間」 http://iiki.catfood.jp
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