水上陽平の独善世界
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節供は年に五つ。 五節供といい、それぞれに意味がある。 例えば正月の七草粥を食べる行事。 節(気候の変わり目)に身体や運を整える。 智恵は生活の中に活かすものなのだ。 古は智恵の使い方を知っていた。 今はアホばかりだから悪智恵しか使わない。
五月の節供。 薬草が採れる時期だ。 天候が不安定な時期だ。 梅雨などで疫病も流行る時期だ。 種まきや田植えなどの大切な時期だ。
その薬草を門や戸口に飾る。 薬草には「魔(悪気)」を祓う力がある。 魔は病や不運を呼び込む。 これは日本や中国だけではない。 古の世界各地でしていた事だ。 効果があるから続けられていたのだ。 「科学的でない」などと言うアホはいなかった。
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iiki8
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