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それまで、特に心身の問題の無かった父。 食事もトイレもコミュニケーションも自立していた。 深夜に近い朝方、急に施設内の病院から連絡が姉にあった。 昨日から食欲が急になくなり、身体も衰弱してきた。 そして深夜から、脈、呼吸が弱くなりだしたので来て下さい。 私は兄達に連絡し、姉と共にすぐ病院に向かった。 3月31日、朝の五時頃だった。 時間的には、玄関に入った頃だったらしい。 明治45年生まれの父、享年83歳だった。 苦しむ事もなく、僅か一日で自然に衰弱した老衰。 ある意味、理想的な最後だと。 ワガママで、身内にも他人にも迷惑をかけた人生。 それが、最後は実に自然に楽にこの世と別れた。 しかも、身内の恨みまで持って行ってしまったようだ。 父が亡くなると、父への恨みが消えてしまっていた。 そして、父のような人生もアッサリ認める事ができるのだ。 介護などをしてくれた看護婦さんや介護士さん。 若い女性が3人も泣いてくれていた。 なんという、贅沢な最後だ。 私は父の死から、いろいろ考えが改まった。 道徳的に言われていた生き方が良い最後にはつながらない。 ワガママでも自然な最後を迎えられる。 自然体とは、ワガママでもあるようだ。 (過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。 治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。 ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/01/26 08:25:17 PM
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