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カルテ番号 ね・5(24) 院長は少し悲しげに言った。 「日本だけではありませんが、人社会は多くの戦争をしてきました。 そして、今も多くの国で戦争があります。 その時、戦いに出る人達がいます。 自分から志願する者、命令で仕方なく出兵する者もいます。 その人達には、家族、友人、知人、恋人がいて、生きて帰って欲しいと願っています。 心を込めて、お守りを作り、渡します。 本物のお守りです。沢山の本物のお守りがあふれているのです。 それでも、多くの人達は帰ってきません。 本物のお守りよりも、人の心、国の心が引き起こす厄が上回るのです。 その厄、邪、魔の名前を、戦争といいます」 院長は静かに言った。 「厄を引き起こすのも、お守りを作るのも人なのです。 そして相反する二つがぶつかると、厄が上回るのです。 ならば、最初から厄を起こさねばいいわけですが・・・ まぁ、人間の不完全を指摘しても仕方ない。 ですが、より優れたお守りを作るヒントはあります」 根本拓也はそのヒントを訊きたかった。 「何故、厄が上回るか? それは、お守りを持つ人の中にも厄と同調するモノがあるからなのです。 例えれば、外から来る厄の力が100。 お守りの力が100だとしても、本人の中に10の厄の心があれば厄が上回るわけです。 戦いの理由、正義がどちらにあろうとも、戦うという方向が厄です。 ですから、必ず、お守りよりも厄が上回る仕組みです」 (登場する人物・組織・その他はフィックションです) (過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。 治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。 ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して 18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/10/19 07:13:32 PM
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