水上陽平の独善世界

2014/12/18(木)19:43

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・425」

カルテ番号 は・9(21) 原奈緒子は、夫との夫婦生活について話した。 「結婚したのは私が26歳、夫が30歳でした。 28歳で出産して、子供はその息子一人きりです。 出産してから、極端に性生活はしなくなりました。 それでも、3ヶ月に1回くらいはあったです。 でも、息子が小学校に上がってからは、全くなくなりました。 もう一人、子供が欲しいと言っても、その気になってくれません。 だから・・・セックスレスになって、10年以上になります」 院長は少し考えてから口を出した。 「ご主人の健康などは、どんな様子ですか?」 「元気です。身体を動かすのが好きで、特にゴルフは好きです。 休日はゴルフと決めているようです」 「性格的には、明るいとか暗いとか、几帳面とかありますか?」 「会社では明るい方だと思います。でも、私にはあまり話しません。 一人息子が東京の大学に出てから、私も特に会話をしません。 ケンカもしませんが、ケンカになるほどの交流が無いという感じです。 私の何かが気に入らないのでしょうか?」 院長は少し困った顔をして笑った。 「そんなことは無いと思いますが・・・ 夫婦というのは、いろいろですから。 そもそも、夫婦というのは社会参加の最小組織ともいえます。 その組織の目的の一つに、子孫を作るというのがあります。 作る、作らないは自由ですが、子供を作って育てやすいような仕組みになっています。 例えば、シングルマザーだと夫婦よりも大変な苦労をして子供を育てなくてはなりません。 子供は国の宝で同等なのに、夫婦という組織でいる方が大きく優遇されるわけです」 (登場する人物・組織・その他はフィックションです) (過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。 治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。 ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して 18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)

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