カテゴリ:カテゴリ未分類
カルテ番号 や・6(40) 院長は言った。 「選ばれたわけではないようです。 河原の石に100メートル上からペンキを一滴。 そのペンキが付いたのが、私や柳さんなのです。 たまたま、そこにいた。 たままた、そこに落ちてきた。 私は、そんな風に理解しています。 ただし、インクが落ちるには意味があるようです」 玲香は信じられないまま、言った。 「先生の言うことが事実だとして、長寿族というのは長生きするわけですね。 それは、どのくらいなのでしょう?」 「私の知る限りですが、その種族の平均より7倍から10倍くらいかと。 人間なら、700歳から1000歳くらいになるようです。 歴史上にも、幾つかその記録があり、どうやら長寿族のようです。 歴史学者は常識人ですから、記述の間違いだとしていますが・・・」 700歳・・・ まるで、おとぎ話だ。 玲香は混乱する頭で考えた。 だが、その長さは想像を超えている。 院長はそんな玲香を見て、少し悲しそうに言った。 「長生きは、辛い事もあります。 親しい人を何代にも渡って見取るわけですから・・・」 (登場する人物・組織・その他はフィックションです) (過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。 治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。 ブログで書いた「迷説般若心経」 「迷説恋愛論」 「迷説幸福論」 誰か出版してくれぇ~ 18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/05/04 09:50:05 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|