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カルテ番号 ら・1(14) 良知和尚は言った。 「空海僧正は、おそらく日本各地に同じような書を残していると思われます。 小さな寺でも、ある程度の人達の役に立てる。 そういう寺が幾つもあれば、その総数はかなりになる。 拙僧共は、己が出来る最大限を目指していますが、着実をも目指しています。 そして、開祖の空海僧正を信じています。 この先、どうなるのかわかりません。 ですが、先生には手伝って欲しいのです。 いや、おそらく、手伝ってくれるでしょう。 ここまで続いた僧正の書が残されているのです。 先生に力があろうと、なかろうと、書には記されているのです。 拙僧は、ここに来て、先生と会い、確信しました」 良知和尚のその目は柔らかだが、真摯の輝きがあった。 風間陽水は途中から、わかっていた。 今、愛田恵子を先頭として作り上げているプロジェクト。 その具体的応用の一つが、この青龍寺なのだろう。 「良知さん、お話し伺いました。 私自身、ほとんど力はありません。 ですが、おそらく、その震災について対応できる人達を知っています。 私は、どうやら人と人を会わせる役割のようです。 紹介しましょう。 実は、最近も、ここに4人の人達が集まりました。 集めたのではありません。 集まったのです」 (登場する人物・組織・その他はフィックションです) HP「気の空間・氣功療法院」検索 ブログだけなら楽天「水上陽平の独善世界」検索 が読みやすい (過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。 治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。 ブログで書いた「迷説般若心経」 「迷説恋愛論」 「迷説幸福論」 誰か出版してくれぇ~) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/11/30 07:25:42 PM
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