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ある気功師・63
私は長い間勘違いをしていた。 一つの道を見つけ、その道を歩く。 食べる為の仕事ではなく、仕事で食べられるようになる。 それが自立だと思っていた。 食べられるようになって一人前だと思っていた。 だが、それは勘違い、間違いだ。 本当の仕事は食べられない。 いや、時には食べられる事もある。 というより、食べられる、食べられないとは別なのだ。 本職と個人的生活は別次元の話だったのだ。 出来れば本職以外の何かで生活費を稼ぐ。 本職は金になろうがなるまいが関係なくする。 「食えねぇぞ」というのは本職への覚悟なのだ。 食えても食えなくても続ける。 貧乏になっても金持ちになっても関係ない。 それが天職というものだった。 (本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索 ブログだけなら楽天「水上陽平の独善世界」検索が読みやすい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/04/04 09:27:35 PM
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