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金曜日に息子その1から突然の電話で,「入院したから」と言う。いろいろ聞いてみるとバイトや授業や遊びで毎日1食で睡眠時間も3時間程度,炭酸飲料やコーヒーと酒を飲むという生活を続けていたせいで胃潰瘍になり,腹が痛くなって医者に行ったら内視鏡を飲まされ,即入院となったようです。入院といっても,薬物治療だけで3日だけという軽い症状ですむらしいのですが,とりあえず日曜日に金を持って夫婦で京都まで行ってきました。
病院に行くと,本人は暇をもてあましていて,海外旅行の計画が遅くなっただの,就職先の内定式に茶髪を黒に染めなければならないだの,すでに快復しているような口調で,思ったより元気だったので安心して帰途につきました。 帰りに,三田のアウトレット&イオンモール神戸北へ寄りました。私は格安スーツを手に入れるためにイオンへ。かみさんはブランドショップのならぶアウトレットへ。1万5千円でストレッチ素材のスーツ2着(私にぴったり合うサイズはなかなか無いが,さすがに大きい店だとサイズのそろいが違う。感動・・・)を手に入れたはよいが,すそ上げが2時間30分も待たねばならないという・・。 で,両手にいっぱい買い物した紙袋を下げたかみさんと待ち合わせて,歩き疲れたのでとりあえずコーヒーショップで座ろうということになりました。でイオンモール1階のコーヒーシヨップへ。そこは,このごろのスタバやタリーズと同じように,レジで注文&お金を払ってちよっとさきのテーブルで商品を受け取るという形式のところです。そこで,私の2組前にさっき電気屋で何度もすれ違った,やたら態度のでかいおっさんがいました。そのおっさんは,電気屋の狭い通路でも決して横へ寄ったりすることなく,傍若無人の歩き方をしていたので印象的だったのです。 しばらくするとおっさんは革ジャンを着た20才ぐらいの男性と交替して,席へ行きました。みると,7人ぐらいで客席の一角を占拠している模様。どこでも大声で話す様は,尖閣諸島問題で対立したあの国の方々です。で,しばらく待ってようやく彼らのコーヒーができたようで,お姉さんが愛想よくコーヒーカップ3個をお盆に載せて出しました。すると革ジャンの男が,1つのカップを指さしてしきりに「4」を示すのです。お姉さんは,はじめ何を言っているのか分からないようでしたが,しばらく身振り手振りで意思疎通を図った後わかったのは,なんと一つのコーヒーカップのコーヒーを四ッに分けてくれと言っているのです。後ろは大混雑しているのに・・・。でも,ショップのお姉さんはいやな顔一つせず4つのカップを出し直しました。それを持って行くのかと思うと,また返して,今度はそのカップにお湯を足せと言っているのです。私は1人の女性をはさんでその後ろで待っていましたが,思わず「いい加減にしろ!」と言ってしまいました。私と革ジャンの間にいた女性は凍り付いていましたが,彼らに私の高貴な日本語の諭しが通じる訳もなく,その上に灰皿も2個出せと言ってもぎ取るように湯で4倍に希釈されたコーヒーが入ったカップがいっぱい乗っているお盆を運んでいきました。灰皿2個持って行った先は,もちろん禁煙席です。(いくら簡体字しか使わないからと言ってももともと彼らの国から出た字なのでそのくらい読めるはずです。) 私たち夫婦は,そのとなりに座ったのですが,またまた驚いたのは,半分飲んだコーヒーカップをまたまた大混雑している受け渡し場所へ人をかき分けて持って行き,お姉さんにまたお湯を足せと言っているのです。こうなると,8倍希釈のスーハーアメリカンですね。彼らに恥とか遠慮とか,他者への配慮とか言う言葉は無いのでしょうか。恥知らずで他者の迷惑を顧みない態度には,ただただ,あきれるばかりでした。 反対に,何より素晴らしいと感じたのは,そんな無茶苦茶な要求にも笑顔を絶やすことなく,熱心に相手の意をくみ,それに誠実に応えて笑顔を絶やすことなく対応していたコーヒーショップのお姉さんの態度です。これこそプロ。日本のサービスは世界一だといわれる所以が垣間見られた感じがして,思わず感動。本当に可愛い美人のお姉さんでしたが,息子の嫁に迎えたいと思うぐらい性格も良い方なんだろうなぁ・・・私がもう20才若かったら・・なんて思いながら帰ってきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年10月04日 00時53分02秒
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