◆◇◆ Hotel & Resorts MINAMIAWAJI　　　　　　　　　　　　　　　ぶろぐ ◆◇◆

【国指定重要無形民俗文化財】であり、淡路島で500年以上の歴史を誇る「淡路人形浄瑠璃」。現在では人形浄瑠璃の公演を行なっている淡路人形座の座員の方々が、子ども会や小中学校、高校の部活動、青年グループなどに直接指導をし、後継者育成の活動も行なわれています。



ホテルの地元の南あわじ市立南淡中学校の郷土芸能部では、この芸能の奥深い魅力を、地域はもとより全国へとプロデュースできるよう、淡路人形座の師匠の方々の指導のもと日々練習に励まれています。現在では人形・語り・三味線の全てを部員の皆さんで上演することができ、年間約30回の公演を行なっているそうです！



本日ご公演頂いた演目は、【戎舞（えびすまい）】と【（ひだかがわいりあいざくら）渡し場の段】です。

戎舞は各地の漁場で航海の安全と豊漁や家内安全を祈願するご祝儀ものとして演じられてきました。

戎様がお酒の杯を重ねていく場面では、様々な祈願をされるのですが、今回は南淡路ロイヤルホテルの祈願をしていただく場面も。また舟を出し釣りをする場面では淡路島の特産品である「淡路島たまねぎ」や「鱧（はも）」を釣り上げ、会場のお客様に玉ねぎのプレゼントを行なっていました。「はもすき鍋にしたらとっても美味しい」と、地元をネタにしたユーモアあふれる演出が行なわれ、会場には笑いがおきていました。



日高川入相花王では姫が嫉妬のあまり蛇体へと変わる早変わりと、川を泳ぎ渡る場面が見どころ。人形の仕掛けや演出にお客様も見入る姿が見受けられました。



人形の仕掛けや操り方、語り、三味線等についての説明も行なわれ、最後にはお客様と人形たちが握手を交わす姿もあり、淡路人形浄瑠璃についてお客様にも興味を持っていただけたのではないかなと思います！

南淡中学校郷土芸能部の皆さんによる、淡路人形浄瑠璃公演は明日も行なわれます！

淡路島の郷土芸能です。是非皆様ご覧下さいませ(*^_^*)

＜淡路人形浄瑠璃公演＞
期間：8月6日（木）・7日（金）
時間：10：00～11：00
場所：1階ロビー
料金：無料