|
テーマ:障害児と生きる日常(4426)
カテゴリ:介助員
週明け、やっと道路も歩きやすくなった朝、 教室で朝の準備をしていると、 支援学級の担任が校長と訪れたんです。 ちょうど担任も揃ったところで、 「支援学級のTくんが登校中にいなくなっちゃったの。 1時間くらい、この近辺を探して、見つかったら保護してくれる?」 とのこと。 私が自転車通勤だと知っていての頼みだったようです。 Tくんは、同じ一年生で遠足や運動会では 交流もあったので面識もあったけど、 本当に身体が小さくて動きも遅いお子さんだったので、 ちょっとびっくりしつつも、 慌てて自転車に乗っていましたよ。 大体、この地域と指定された辺りを 四方八方探し回るもみつからず、 おそらくはもう警察にも届けてあったのか、 交番のお巡りさんも巡回していて、 ものものしさを感じましたね。 そして30分ほど過ぎた頃に、 副校長から携帯に伝言メモがあり、 「見つかりました!」 とのこと。 学校に戻ると既にパトカーが待機していて、 職員室にはお巡りさん。 どうやら他の保護者が見つけて 送り届けてくれたようです。 ホッとして、涙が出てきました。 ただ、残念だったのは、 門の守衛さんの一言。 「お母さんはどうして見放したんだろうね・・。」 とかく親は責められてしまう事態だけど、 子どもって懸命に見張っていても スキをついて逃走することもあるので、 私で良かったけど、 どうか親御さんにはその言葉を浴びせないように、 願うばかりでしたね。(*^-^*) 祈り~涙の軌道.. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[介助員] カテゴリの最新記事
|