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Minami’s クラブ

*子供の頃に出会った人は。。*

私の中でぼんや~りした子供の頃の記憶が
いつもある。

それは5才くらいの私が
大きなお兄ちゃんに遊んでもらっている思い出。
お兄ちゃんは中学生くらいだったような・・・・

東京に住んでいた時に近所だったお兄ちゃん。
いつもどこかへ連れていってくれた。
でもどうしても顔が思い出せない。
お兄ちゃんが住んでいた家も思い出せない。

その後私の住んでいた家が全焼。
風呂の空炊きが原因だった。

枕ひとつを抱えて飛び出た父。
私と妹を両脇に抱えて飛び出た母。

ボウボウと燃えている家の前で
私は自分のこの目で焼け落ちる
家を眺めている。

その時もたしかにそばにお兄ちゃんがいた。
たくさんの野次馬達の中で、
お兄ちゃんも立っていた。

お兄ちゃんと遊んでいる夢。
火事の中で立っているお兄ちゃんの姿。
その光景を今でもたまに夢で見る。

私たち一家は都内の貸し家に一時的に引越し
1年後隣県のとある街に一軒家を購入した。

引っ越したと同時に
お兄ちゃんとも会わなくなったのだろう、
もうその頃にはお兄ちゃんの記憶が全くなくなっていた。

私が中学生の頃、テレビを見ていた母が
何気なくこう言った。

「そういえばいつも遊んでくれていたお兄ちゃん。
覚えてる?あのお兄ちゃんのお父さん
”三国連太郎さん”なのよ」

「は?誰それ。。。」

当時の私は三国連太郎すら知らなかった。
すると母はテレビ画面を指差し、「この人よ」
と教えてくれた。

「へええーお兄さんのお父さん俳優さんだったんだ。。」

そういえばお兄ちゃんと遊んでいる記憶があって
そばに女の人がいた記憶もあった。
しかし男の人がいた記憶が全くない。
きっと俳優さんだから忙しかったんだろうって
中学生の私は思った。


いくつの頃だっただろう。。。
そのお兄さんが実は
「佐藤浩市さん」だったと知ったのは。。。。

佐藤浩市さんがお父さんと同じように俳優の世界に
入り、まだテレビに出始めた頃だっただろうか。。。

あのお兄さんが佐藤浩市さん。。
なんだか信じられないと共に、なつかしさも
こみあげた私は思わず彼の事務所に手紙を出してみた。

しかし当然の事ながら返事もなく
彼が実際に手紙を手にしたかもどうかも
わからない。人気が出てきたばっかりの時で
ファンレターもきっと多かったでしょう。

どうしてだかわからないけど
子供の頃のお兄ちゃんの夢。
相手が誰だかわかった今でも
夢に出てくるお兄ちゃんの顔は
ぼんやりしたまま。。。。

昨夜も同じ夢をまた見てしまった。
今公開されている映画「タイムマシン」じゃないけど

”タイムマシンがあったら
あの頃に戻ってお兄ちゃんの顔をちゃんと記憶したい”

ハートNext




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