2005/06/01(水)12:57
夫を変えた一言は。。&ヤードセール<画像>
ここ1ヶ月ほど、私の夫・白熊くんが少し変わったのであります。
最近の私はバイトが忙しい上に
学校行事やら日本から遊びにきた
お友達とのお食事などで休む暇なく
家とワイキキの往復を繰り返していました。
私が唯一丸一日お休みなのは日曜日。
平日はあわただしく仕事へ行く前に夕食の用意をしているので
日曜日は作りたくない!と私が宣言したことから
毎週日曜日我が家では「外食デー」になっていました。
さらに白熊君は日曜日私をお昼まで寝かせてくれます。
朝7時に子供たちと共に起きる彼は
子供たちに朝食を用意し
家の掃除をし
庭と家の周りの芝を刈り
車2台の洗車をします。
そして昼近くに起きてくる私のために
ランチを用意してくれるのです。
ベットの中でうっすら聞こえてくる白くまくんの声
「もうすぐママが起きてくるから、自分の部屋を綺麗に
片しなさい!」
と子供たちに言っています。。。
(私は部屋が散らかっているのが大嫌いなのです)
そして1階のキッチンから漂ってくる香ばしいコーヒーの香り・・・
ジェンちゃんは「ママ、ランチできたよ」
と起こしにくると
私の腕、足、腰を小さな手でマッサージしてくれるのです。
う~ん幸せ・・・・・
これがここ1ヶ月続いています。
あんなにグーたらで、めんどくさがり屋で、
ソファーに座ってTVばかり見ていてな~んにもしなかった
白熊君が突然変わったのは何だと思いますか?
それは1ヶ月前に、何気なく発した私の一言がきっかけだったのです・・・
サンデイエゴに住んでいた頃、私たちは超貧乏だった上に
白熊くんがコレクションのコミックブックを大量にカードで買ったことで
カード支払い地獄となってしまいました。
そこで白熊くん、バイトを始めたのです。
本業は朝5時に起きて6時半から仕事、夕方4時に帰ってきます。
30分仮眠をして、
5時から副業のバイト先へ行くのです。
そしてバイトが終わるのは夜中の12時半。
家へ帰ってきてすぐに寝ても、1日4時間睡眠です。
その頃私は2歳半のモンスターアンシーと
ジェンを妊娠していて、ずっと家にこもりっきり。
イライラも募ります。。。。
旦那は旦那で、毎日毎日朝から晩まで働いて、4時間の睡眠で
家へ帰れば私がイライラしていて愚痴や文句をこぼす。。
いいかげんにしてくれ!状態だったそうです。
その頃の私たちは歯車が狂ったように毎日毎日喧嘩ばかりしていました。
私は
『旦那がバイトしているのは自分の浪費のせい。
バイトしたくなければ、コミックを売ってしまえばいい。
自分が疲れているからって私たちに当たるな!』
旦那は
『自分ばかり働いて、ずっと家にいる私が楽をしているくせに
自分のつらさを理解していない!』
と怒っていたのです。
今、私は昼間は家事・育児。夕方から夜はバイトという
生活をするようになって改めてサンデイエゴ時代の旦那の大変さがわかりました。
私の仕事は1日たったの数時間。
しかし旦那は副業だけでも7時間以上も働いていたのです。
その頃は自分の寂しさや子育てのイライラで
ちっとも旦那の大変さを理解しようとはしていませんでした。
「当たり前」のように旦那に接していた部分がありました。
そんなことをふっと思った1ヶ月前のある日。
白熊君に何気なく言ったのです。
「サンデイエゴに住んでいたころ、あなたは本当にがんばっていたよね。
朝も夜もみっちり働いて、少ない睡眠で、
今の私のバイトの大変さに比べたら、比べ物にならないよ。
あの頃は自分のことで精一杯であなたの大変さをちっとも
理解しようとしていなかったけど、
改めて思い返してみると、すごいなって思ったよ」
それを言ったとき、白熊君の顔がぱーっと明るくなり
「ようやっとあの頃の大変さをわかってくれたか~~~」
とうれしそうに言いました。
もしかしたら白熊君はずっと私にわかってもらいたかったのかも
しれませんね。
私が彼の大変さを理解できたことにより
彼もまた私の今の大変さを感じとることができたのでしょう。
『あの頃の自分と同じように大変なのならば
少しでも妻の助けになろう・・・』
そう思ってくれているのかもしれません。
飽きっぽい白熊君の性格。いつまで続くかわからないけれど
私のリラックスサンデーは
私にとって最高の休日です。
先週の土曜日、お友達と家の前でヤードセールをしました。
ヤードセールってどんな感じなの?
という方の為に、写真を撮ってきましたよ!
朝一狙いの忙しいピークもすぎ
品物もわりと売れた後で撮った写真ですが
なんとなく雰囲気をわかってもらえるとうれしいです。
朝6時から用意して、午前中11時まで
不用品を売って100ドル以上。
そのお金の半分以上は次の日の「日曜外食デー」で
なくなっちゃったけど
いつもより、やけにおいしく感じた「外食デー」でした♪