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南風一の世界

2020/08/12
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カテゴリ:
 戦争   南風一

かつて日本もこの言葉のとおりのことを
実行した

「戦争」という方法で
何を解決しようとしたのか?
それは定かではない

政府や軍部の意志は
はっきりしない
ただ「戦争」自体が目的化してしまって
なぜ「戦争」をするのか?
その理由は
誰にも分からなかった

「日本」の「権益」や「利害」を守ると言ったとき
「権益」や「利害」といったものが
そもそも存在するのか?
そういったことさえ
疑うことがなかった

「市民意識」も
「人権意識」も低く
自国より劣った(何を指してそう信じていたのだろう?)とみなす国には
平気で軍事的な攻撃をしかける
米英といった軍事力では自国より圧倒的に優位に立つ国に対しては
破れかぶれの道連れ戦法で自滅への道をまっしぐらに
突き進む

大和魂とか八紘一宇とか
歪んだ美意識やスローガンを掲げて
一億の日本人を
破滅と奈落の底へ着き落とした

それは「東京裁判」で問題とされた戦争遂行責任者は誰か?
といった個人的な事象に問題を矮小化するものではない

戦争遂行責任者は
「徴兵制」を作り
前途有望な若者や働き手の男たちを死に追いやった「日本国」であり
沖縄を前哨戦と位置づけ
本土決戦を実行しようとした「日本国」である

そのような「日本国」の戦争体制に協力した者たちの
全部である
そういえば恐らく大人から子どもまで
当時の「日本人」の全部が
「戦争協力者」であるという結論になる

市民たちは「いや私たちは騙されていただけだ」
「悪いのは無知な国民を騙した政治家や軍人であり戦争に協力した地方自治体や教育者たちだ」
と言うに違いない

ことほど左様に
市民というものは日和見主義者であり
自分の利益になると判断する場合には
「戦争」でも何でも
協力するものである

「戦争」という現象も
自分たちが生きていくためには
避けて通れない感染病のようなものであり
これに巻かれることを拒めば
「非国民」と言われて村八分にされてしまいかねない

ここは
強い同調圧力を拒むよりも
何喰わぬ顔して協力する方が
周囲とも波風が立たない
その場合
自分の家族の命が奪われることも
仕方ないと受け入れる

本来「職業軍人」でもない
「一般市民」が
空襲や原爆で殺されることも
「犯罪」と受け止めることなく
「戦争」だから仕方ないと受け止める

なんとも
お人好しの国民
それが
つい昭和時代の前半までに日本国に生まれた人たちの
常識的な「おつむ」の実態であった
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Last updated  2020/08/12 10:10:42 PM
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