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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8812)
カテゴリ:詩
死とは何か 南風一
何やら私が死というものに感じることと 私以外の人たちが死に対して抱く感情がどうも違っているなと はっきり認識したのは 母の死に直面したときである 私は母が息を引き取るタイミングに運よく居合わせた 母の心拍形が波形から直線になったところを見計らって 医師が「10時5分、ご臨終です」という声も聞いた その後は、姉が遅れて母の枕元に到着するのを待って 葬儀の手配やら親戚周りへの連絡やらで すぐに母の家に寄って遺体の受け入れ準備に忙しかった 人の死に遭うとか 特に親兄弟など肉親の死に遭えば 普通人は嘆き悲しむものだが 死んだ当人が十分自分の人生を全うしたと思える場合は その人は死んだのではなく 単に遠くへ出かけて、しばらく帰って来ないに過ぎないだけと そう感じる それなので 母とか父とか死んだ人には会えないという気が全くしない いつでも心の中に思い浮かべることはできるし 昔のままの声をはっきり聞くことができる そういうわけで 私にとって肉親や親しい人の死は死でも何でもない 悲しいとも思わない 自分が思い出せばいつでも姿を現してくれるし 声も聞こえる それでも自分の近況は 父母のお墓参りの折に伝えるようにしている 幾らか会っていない気もするけれど いつでも会うことができる (詩集の宣伝) 「青春17切符+1」3月26日発売。 購入は、 こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/12/12 02:42:56 PM
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