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カテゴリ:詩
ハンカチの思い出 南風一
社会人ならハンカチなんて持っていて当然 お手洗いに行ったときに手を拭くのに必要だし 近頃の温暖化で年中汗を拭くための必需品だ ところで私が小学生の頃には 田舎町ではハンカチという布は地域的にも一般的でなく ハンカチといえばガーゼを大きくしたような女性用のものが普通だった ガーゼのようなハンカチをトイレで取り出して使うのは格好悪かったので 私はハンカチを持って行かないことの方が多かった ハンカチがないとトイレで用足しをして手を洗っても 濡れた手を拭く布がない 仕方がないので手をぶらぶら振った後 学生服のズボンや上着で拭くことになる ところが濡れた手をズボンや上着で拭けば 冬などは服が濡れて冷たい それより何より友だちにハンカチを持っていないところを見られるのが 一番嫌だった 父がホワイトカラーのサラリーマンでなかったから 母にはハンカチの布地のことを伝えても うまく伝わらなかった 自分がサラリーマンになってしまえば ハンカチなんて当たり前なのに 小学生の頃、ハンカチの布地のことが母に伝わらなかった思い出は 少しもの悲しくほろ苦い思い出である (詩集の宣伝) 「青春17切符+1」3月26日発売。 購入は、 こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026/02/05 09:12:41 AM
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